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ブラインドマラソン歴代記録を更新

4月16日に行われた長野マラソンにおいて、T13(B3)クラスにおいて鹿沼 由理恵さんが3時間44分48秒で完走されていました。

この記録はT13クラス歴代4位となる記録です。

鹿沼さんはリオパラリンピックのパラサイクリングでロードタイムトライアル、銀メダルを獲得しているアスリートです 。

東京2020パラではトライアスロンでの出場を目指して競技に取り組んでいます。

歴代記録は以下のページをご確認ください。

http://jbma.or.jp/blind/record/

第67回別府大分毎日マラソン大会第18回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会 :エントリーリスト

強化指定選手のエントリーをお知らせします。
No、氏名、クラス、所属、伴走1、伴走2の順

男子
51 岡村正広 T12 RUN WEB
52 熊谷豊  T12 三井住友海上
53 和田伸也 T11 長居WIND 今木一充 衣斐俊彦
54 高井俊治 T13 JBMA
55 高橋勇市 T11 三菱商事 森川優 足立知弥
56 山下慎治 T12 シーズアスリート 今井康太 坂梨史典
57 米岡聡 T11 三井住友海上 柳澤威臣 宗形淳史

女子
71 近藤寛子 T12 滋賀銀行 鈴木洋平 川嶋久一
72 西島美保子 T12 JBMA 溝渕学 鍵修一

エントリーリストのPDF。18別大_エントリー一覧
※和田選手の伴走者に変更がありました。

第67回別府大分毎日マラソン大会第18回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会

2月4日(日曜)に第67回別府大分毎日マラソン大会 兼 第18回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会が開催されます。
今大会の参加資格は2016年1月1日以降、マラソンで3時間30分以内の記録を持つランナーだけで、一般のランナーにとってもエントリーするだけでもハードルが高い大会となります。
2017年大会より男子の視覚障がい日本選手権として実施していただき、今年が2回目となります。エントリー選手は先日も強化合宿を行い、大会に向けて順調にトレーニングを重ねています。
今大会ではどのようなレースが繰り広げられるのか、ブラインドランナーの熱い戦いをご期待ください。

大会概要
開催日:2018年2月4日(日曜)
スタート:正午
テレビ中継:11時50分から14時24分 TBS系列28局ネット
ラジオ中継:11時50分から14時59分 RKB毎日放送、OBS大分放送
大会HPはこちら

2018 World Para Athletics Marathon World Cup:代表選手

2018 World Para Athletics Marathon World Cup(ロンドンマラソン)

開催日:2018年4月22日

場所:イギリス ロンドン

代表選手:

男子
T11-T12クラス
T11 和田 伸也(ワダ シンヤ) 賀茂川パートナーズ
T12 堀越 信司(ホリコシ タダシ) NTT西日本
T12 熊谷 豊(クマガイ ユタカ) 三井住友海上
T11 谷口 真大(タニグチ マサヒロ) ダイアログインザダーク
T12 山下 慎治(ヤマシタ シンジ) シーズアスリート
T11 米岡 聡(ヨネオカ サトル) 三井住友海上

T13クラス
T13 高井 俊治(タカイ トシハル) JBMA

女子
T11-T12クラス
T12 道下 美里(ミチシタ ミサト) 三井住友海上
T12 青木 洋子(アオキ ヨウコ) NTTクラルティ
T12 藤井由美子(フジイ ユミコ) びわこタイマーズ
T11 金野由美子(コンノ ユミコ) JBMA

PDF 2018ロンドン_派遣選手 

1/19 青木選手の所属先を修正しました

大会HP:こちら

競技専門伴走 研修会

1月6日から8日までの2泊3日千葉県富津市にて、強化指定選手をサポートいただいている伴走者を中心に、競技専門伴走研修会が実施されました。
講義は視覚障がい者の理解、競技規則、伴走に求められる資質、パラリンピックを取り巻く現状など多岐に渡り、実技はロードでの距離走や&トラックでのインターバルなど実戦形式で実施しました。
ブラインドランナーの競技力向上と共に、競技力の高い伴走者の育成にも取り組んでいきます。

写真:参加者の集合写真

この事業は日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業として実施いたしました。

伴走ボランティア:2018箱根駅伝【早稲田大学】

2018年1月2日、3日に開催された箱根駅伝。
伴走活動に協力いただいている多くの大学が参加し、しのぎを削りました。

特に「早稲田アスリートプログラム(WAP)」を実践している早稲田大学からは、4名の選手が毎月代々木公園で実施している定例練習会に参加してくれました。

2区:太田友樹さん、4区:石田康幸さん、9区:清水歓太さん、10区:谷口耕一郎さんの4名です。
早稲田大学の2年連続3位の原動力となった選手たちです。

写真:10区を走った谷口さんとブラインドランナーの八木陽平さん

写真:弱視ランナーの池永さんを先導する太田さん

早稲田アスリートプログラム(WAP)のHPはこちら

早稲田大学の他にも大会や強化合宿で伴走に協力いただいている、東洋大学や帝京大学、順天堂大学の選手たちも活躍しました。

これからも伴走の輪が広がっていきますように!

写真提供:早稲田大学競技スポーツセンター 橋谷田 雅志 氏 

第64回徳島駅伝:最終日:高井俊治選手(三好市)

1月4日から6日まで実施された徳島駅伝の最終日の6日に高井俊治選手がアンカーとして第43区を出走しました。

結果は10.3kを32.49秒で走り区間7位となりました。
昨年より1分2秒も速く走り、チームの目標順位達成に貢献しました。

ご声援、ありがとうございました。

大会HPはこちらからご覧ください。

写真:総合9位でフィニッシュする三好市チームのアンカー、高井選手

第64回徳島駅伝:高井俊治選手(三好市)

第64回徳島駅伝に強化指定選手でT13クラスの高井俊治(タカイ トシハル)選手が三好市の主将として参加しています。
大会概要
2018年1月4日(木)~6日(土)
1日目:17区間 95.5㎞
2日目:15区間 88.8㎞
3日目:11区間 72.5㎞
合計:43区間 256.8㎞
 
4日に行われた大会1日目の第11区9.3kに出場し、32分17秒で区間9位という結果でした。
最終日となる6日にも出走予定です。
ご声援、よろしくお願いします。
 
大会HPはこちらからご覧ください。

溜池勇太選手(日本薬科大学):2018箱根駅伝 結果(関東学生連合 第9区)

青山学院大学の4連覇にて幕を閉じた第94回箱根駅伝に関東学生連合の第9区として、伴走ボランティア特集で紹介した日本薬科大学の溜池勇太選手(2年)が晴れの舞台を疾走しました。
 
9区(23.1キロ)
タイム 1時間12分54秒
順位 13位タイ
関東学生連合はオープン参加のため、記録は参考記録となります。
溜池選手の応援、ありがとうございました。
 
他にも大会や練習会、強化合宿などで協力いただいている大学から、多くの学生が箱根時を走りました。
伴走に興味を持ち、協力してくれる学生が一人でも増えてくれることを期待しています。

伴走ボランティア特集:溜池勇太選手(日本薬科大学):2018箱根駅伝 出場へ(広報インターン記事)

言わずと知れた正月の風物詩・箱根駅伝。多くの学生が憧れを抱くこの舞台に、2018年新春、夢を叶えて立つ選手がいる。学生連合チームのメンバーとして9区を走る予定の溜池勇太選手(日本薬科大)だ。「一度諦めて、それでもやっぱり箱根に出たいという気持ちで大学に来た」。高校を中退し、通信制高校に通ったのち高卒認定試験に合格。そこから日本薬科大へ入学したという異色の経歴を持つ。2年生ながら自らの手でチャンスをつかんだ若き精鋭は、大舞台を前にして「本当に楽しみ」と笑顔を見せた。
 
そんな溜池選手は、ブラインドランナーの伴走者としても活動している。溜池選手とブラインドマラソンの出会いは通信制の高校時代。趣味で走っていたときに出会った社会人ランナーに、「ケガをしたから伴走を代わりにやってくれないか」と声をかけられたことがきっかけだった。初めて伴走を務めた相手は、北京パラリンピック日本代表の加治佐博昭選手。「この人、目が見えているだろ」。そう思ってしまうほど、スムーズに走る様子に驚いた。ともに握るロープがピンと張ってしまい、カーブでの指示が遅れてしまう。最初はなかなかうまくいかなかった。しかし、徐々にコツをつかんでいく。「遠慮をしないで何でも伝え、腕より足を合わせていけば自然と走りが合っていくんだ」。合わせようとするのではなく、相手の走りを邪魔しない範囲で自分の走りをする。そうすれば互いに気持ちよく走れることに気がついた。やっていくうちに感じた競技の魅力は『達成感』。一人で走っているときとは別のやりがいを感じることができた。
 
今年の夏には北海道で8日間にわたって行われたJBMAの強化合宿にも帯同。日常生活もともに過ごし、世界で戦う強化指定選手たちとの生活の中から学ぶことも多かったのだという。北海道らしからぬ猛暑の中行われたこの合宿は、途中2回の記録会を挟みながら、30~40キロの距離走や強度の高いインターバルトレーニングを行う非常にハードなメニューだった。溜池選手は伴走や、弱視のランナーの先導の役割をしながら全メニューを選手とともに消化。「本当にきつかった」。微笑みながら当時をそう振り返ったものの、この合宿は溜池選手にとっても転機となっていく。春シーズンはうまくいっていなかったという今季だが、この合宿で距離を重ねたことが自信となり、その後参加した大学の合宿にも昨年以上に意欲的に取り組めた。「夏の最初に距離を踏んだことで土台ができたおかげかな」。夏以降の飛躍のきっかけをつかんだ。
 
そして迎えた箱根駅伝挑戦への道。予選会では自分でも驚いたという快走で16人選ばれる学生連合チームの中で8番目のタイムを出すと、最終選考ともなる1万メートル記録挑戦会の記録で1つ順位を上げ、7番手で本選出場の内定を獲得した。その知らせに、伴走を務めている米岡聡選手(三井住友海上)をはじめ、これまで出会ったブラインドランナーからも多くの祝福のメッセージが届いたのだという。「視覚障がいランナーの皆さんの活躍を聞くと、自分も嬉しくなる」と語っていた溜池選手同様、ブラインドランナーも自分の活躍を喜んでくれた。
たくさんの声援を背に受けて、いよいよ夢の箱根路へと駆け出す溜池選手。「やれるだけのことはやれている。あとはどれだけ箱根で戦えるか楽しみです」。そう語った目には確かな力が宿っていた。新春にどのような輝きを放つのか。活躍が楽しみでならない。

 

取材・編集 太田萌枝(早稲田スポーツ新聞会)

メディア出演情報:中田崇志 ガイド:テレビ東京 みらいのつくりかた新春スペシャル

伴走者として活躍されている、中田崇志氏が元旦に放送される以下の番組に出演いたします。

テレビ東京:『みらいのつくりかた 新春スペシャル』
放送日時:1月1日(月曜)23:45から25:15

番組内容:3本ある特別企画のうちの1本となります。

特別企画1
桐生祥秀×山縣亮太スペシャル対談
しのぎを削るライバル二人の頂上対談!
日本短距離トップ2が持つ「言葉」に迫る!

特別企画2
ウィンターレジェンドからの言葉
迫る平昌五輪に向けて、冬のレジェンドたちが緊急集結!自らを支えた言葉、そして後輩たちに贈りたい言葉とは!?

特別企画3
共に戦う!伴走者のコトバ
視覚障害者のトップランナーの伴走を務める中田崇志。
「伴走は黒子と言われるが、単に障害者を支えるのではない。一緒に勝負し、自分も勝ちたい」
そう語る中田の挑戦と言葉のチカラに迫るドキュメント。

ぜひご覧ください。

番組の詳細はこちらから。

パラ駅伝 in TOKYO 2018:ボランティア募集開始

2018年3月4日(日曜)に駒沢オリンピック公園にてパラ駅伝 in TOKYO 2018 が開催されます。
大会を支える当日ボランティアの募集が始まりました。
選手サポート・応援や観客へのホスピタリティ提供とともに、閉会式 /表彰式にも参加することができます。
ボランティアの詳細はこちらの2018_volunteer要項を確認いただき、お申込みください。

大会についてはこちらの大会HPをご覧ください。

平成29年度日本パラリンピック委員会選手発掘事業「競技転向 ねらえパラリンピック!」

平成29年度日本パラリンピック委員会選手発掘事業が2018年2月4日(日曜)に埼玉県障害者交流センターで開催されます。

申込締切は、1月17日(水)となります。詳細は実施要綱をご確認ください。

申込サイトは、下記となります。
http://dgent.jp/e.asp?no=1701074