開催期日:2019年9月14日~15日
会 場:静岡県掛川市「つま恋 彩の郷」
本年も「伴走者養成研修並びに視覚障がい者マラソン研修」を掛川市「つま恋 彩の郷」を会場に、日本財団パラリンピックサポートセンターの助成も受け、二日間にわたって開催しました。
受講者は19歳から72歳までの幅広い年齢にわたり、視覚障がい者6名を含む20名の参加者とスタッフによる充実した研修となりました。
研修カリキュラム前半の講義では、障がい者介助と伴走理論を鈴木邦雄協会常務理事、伴走規則と技術を原田清生協会常務理事が担当、経験に富んだ伴走理論に加え新鮮な映像情報も多く提供され、後半の実技体験研修に直接つながる実践的な講義内容となりました。
伴走実技の体験では、今回は特に天候にも恵まれ、自然豊かな会場を満喫しながら視覚障がいランナーの皆さんとの実践的な伴走実技を参加者全員が体験することができました。
また、実技の締めくくりとして、持久走力を年齢・性別に5段階評価で判定できる「12分走」のパフォーマンステストを実施、伴走時においても参加者は優秀な体力区分に判定され、それぞれのランニング目標に対しても満足のいくテスト結果となりました。
また、夕食後に開催された参加者による情報交換会・懇談会においては、視覚障がいランナーの皆さんとの質問が多く交わされ、障がい者ランナーへの具体的なサポートのポイントなど機微にとんだ情報交換と、参加者の交流を深める機会となりました。
研修後のアンケートにおいても、充実した楽しい研修会であったとの声が多く寄せられました。
協会事務局では、参加者の皆さんの貴重な声を参考に、次回は更に充実した研修内容が提案できるよう準備を進めてまいります。