9月14・15(土・日)の2日間、千葉県富津市において「2024年度伴走者養成研修・視覚障がい者マラソン研修会」を開催しました。
昨年まで、静岡県掛川市で開催していた「合宿型研修」の場所を移動しての開催です。
会場となった富津公園は、日本ブラインドマラソン協会の強化合宿の拠点として、強化指定選手がトレーニングに励んでいる場所です。
初日は、宿泊先の「ナカヤマイン」にて「伴走理論」の後、富津公園まで移動をしながら「視覚障がい者の介助」や「アイマスク体験」などを行いました。
公園では、伴走実技としてブラインドランナーを安全に誘導する練習を行い、その後ランニングコースに出て実戦練習を行いました。
初日の夜は、長野県視覚障がい者マラソン協会と東京のバンバンクラブより各練習会の様子や会の特徴などを、資料を交えて発表していただき、全国のブラインドマラソン練習会の連携の重要性を共有しました。
2日目は、マラソン座談会として3名のパネリスト(当協会強化委員長の安田享平常務理事、アテネオリンピック金メダリスト野口みずき理事、パリパラリンピックガイドランナー志田淳理事)による「トレーニング理論」「伴走理論」をはじめ、各位の経験に基づいた数々の貴重なお話をもとに、活発な質疑応答が行われました。
その後、富津公園コースにおいて、5㎞のペース走に挑戦。ブラインドランナーと伴走者の息のあったランがみられました。
9月中旬とは思えない猛暑の中でしたが、皆さん元気に最後までプログラムをこなし、無事に終了しました。
参加者の皆さま、研修会を支えていただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。
なお、この事業は「日本財団パラスポーツサポートセンター」の助成を受けて開催しました。
伴走実技で、シンクロした動きを練習する参加者の皆さん
長野県視覚障がい者マラソン協会とバンバンクラブによる、各練習会の紹介
ペース走の様子
マラソン座談会
大変暑い中、お疲れさまでした!