9月15日(土)と16日(日)の二日間、静岡県掛川市の「つま恋彩の郷」において、恒例の伴走者養成・視覚障がい者マラソン研修会が開催されました。
今年の参加者は総勢27名、初日は「伴走の基礎理論」と「伴走の規則」について講習を行いました。
ブラインドランナーの気持ちに即した伴走の心構えや走りやすい伴走の仕方など、ランナー・ファーストの伴走方法や競技会における主な規則など、熱心に耳を傾ける参加者の姿が印象的でした。
初日の実技は、あいにくの天候のため翌日に延期し、夕方は伴走理論応用編」として、移動時や日常生活における介助など、視覚障碍者に寄り添った様々なサポートの仕方について、研修を行いました。
二日目は、早朝から伴走実技を行いました。朝食後は、つま恋園内の広大な周回コースを利用した実技で汗を流し、蒸し暑い中でしたが、皆さん大粒の汗を流しながら実技に取り組みました。
今回はブラインドランナーの参加者が多く、ほぼ1対1のペアで実技を行うことができました。バイキング形式の食事や大浴場への入浴なども含め、まさに「生きた体験」の連続で、参加者にとって有意義な研修会となりました。
この事業は日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業として実施いたしました。