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第70回記念別府大分毎日マラソン:レース記事【女子】

 大会史上初、ブラインドランナーによる女子の部覇者が誕生した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、規模縮小の中開催された第70回記念別府大分毎日マラソン兼第22回男子視覚障がいマラソン日本選手権大会(別大マラソン)。一般の女子は大分県在住者のみに出場が制限された今大会で、視覚障がい女子の部のみならず女子の部も制したのは東京パラリンピック覇者の道下美里選手(T12、三井住友海上)だった。目標に掲げていた自身が持つ世界記録更新とはならなかったものの、2時間57分20秒で走りきり、大会史に新たな1ページを刻んだ。
 
 快晴ながら終始強い風が吹き続けるコンディションとなった大会当日。当初より、出場者制限により道下選手と近いペースで走れる選手がいつもより少なくなることが想定されていた。風の影響を受けないためにも集団で走れるほうが有利かと思われたが、これまで世界各地で様々なレースを経験してきた道下選手は「ガイドランナーさんの負担も減ると思うし、自分のペースで走れる絶好のコンディション」と動じることはない。前日から想定していた、ラスト7kmでの強い向かい風を耐えきるレースをするため、序盤は20分50秒台/5kmで入りリズムを作る。第一折り返しを超え、風を背に受けてスピードアップすると、中間点は1時間27分0秒で通過した。これは自身が持つ現在の世界記録を出したときよりも10秒早い通過タイムであり、記録の更新が十分狙える展開に。しかし、世界記録の更新は一筋縄ではいかない。35km以降は向かい風の影響も受けて苦しい走りとなった。ラップタイムを大幅に落とし、顔を歪ませる。それでも前半の好ペースの積み上げも生き、2時間57分台でまとめフィニッシュテープへ。スタートからゴールまで、女子の部、視覚障がい女子の部ともにトップを守りきっての優勝だった。ゴール後のインタビューではダブル優勝を告げられると、驚きながらも「嬉しい」と笑顔を見せた。
 続けて女子の部8位入賞となる、3時間17分08秒で西村千香選手(T12、岸和田健康クラブ)が大きく両手を上げ、笑顔でフィニッシュ。自身のベスト更新とはならなかったが、粘りの走りを見せた。3位には50秒遅れで金野由美子選手(T12、JBMA)がゴール。後半伴走者の松浦幸雄さんと手を取り合って見せた充実の笑顔が輝いていた。
 
 女子選手にとっては特に過酷な条件にも思えた今大会。その中でも道下選手の3時間を切っての優勝や、昨年12月の防府読売マラソンに続いて自己記録更新となった和木茉奈海選手(T12、JBMA)の成長等、実り多き時間となった。今回感じたそれぞれの思いや課題を胸に、再び前を向いて走り始める選手たち。より強く、より速く。来シーズンの活躍へも期待したい。
 
写真:視覚障がい女子と一般女子の2冠を達成した道下選手と河口ガイド
 

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