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第8回日産ふれあいロードレース:エントリーリスト

3月2日(土曜)に開催される日産ふれあいロードレースのエントリーリストをお知らせいたします。

1996年アトランタパラの金メダリスト、柳川春己さんがゲストランナーとして参加します。
 
エントリーリストはテキストとPDFデータにて掲載します。
 
テキストのエントリーリストはこちら

PDFのエントリーリストはこちら

参加される皆さん、がんばってください!

メディア掲載情報:かすみがうらマラソンHP 工藤星奈さん

笑顔とヨガがもたらした2人の絆(伴走体験)

4月14日に開催されるかすみがうらマラソンのHPに、伴走体験のレポートが掲載されています。

ブラインドランナーは筑波大学附属視覚特別支援学校の工藤星奈さん、伴走者は女優・ヨガインストラクターの松本莉緒さんです。
二人は大会には5kの部に出場します。

出合いから始めてのトレーニングの模様となります。

記事はかすみがうらマラソンのHPからご覧ください。こちら

画像:かすみがうらマラソンHPより引用

メディア掲載情報:皇太子さま道下選手の伴走を体験

2月23日の皇太子殿下の59歳の誕生日に合わせて、昨年6月に行われた伴走体験の模様が公開されました。
道下選手にとっても大変、光栄で貴重な経験をさせていただくことができました。
 
各種メディアに掲載いただいていますので、ご覧ください。
 
NHK NEWS WEB 皇太子さま 映像公開 リオパラ銀の道下選手と初伴走 こちら
読売新聞 パラ支援 思い継ぐ…皇太子さま59歳 こちら
朝日新聞 新たな時代へ、人々と共に 皇太子さま、きょう59歳の誕生日 こちら
毎日新聞 皇太子さま 視覚障害マラソンでパラ「銀」道下選手の伴走を体験 こちら
産経新聞 障害者への思い…パラ選手の伴走もご経験 こちら
 
写真提供 宮内庁
 

メディア出演情報:テレビ朝日 報道ステーション:道下美里選手

2月25日(月曜)22:45頃からのテレビ朝日 報道ステーション スポーツ「松岡修造さんコーナー」に道下美里選手が伴走者と共に登場します。
道下選手と松岡修造さんのやり取りをお楽しみに!ぜひご覧ください。
 
報道ステーションのHPはこちらからご覧ください。
番組の編成上、放送スケジュールが変更になる可能性があります。

メディア掲載情報:パラサポHP「メダルを狙っているのに、全速力でゴールしてはいけないランナーって?」

パラリンピックサポートセンターのHPに掲載されたコラムとなります。

陸上競技の中でもブラインド種目を取り上げてくれています。
伴走者の役割や競技レベルなど、より詳しくブラインド種目を知っていただく機会になると思います。

記事はパラサポHPからご覧ください。こちら

 

ブラインドマラソン歴代記録の更新&堀越選手アジア記録認定

2月3日に行われた別府大分毎日マラソンの記録を反映しました。

コンディションにも恵まれ、男子3名、女子1名が自己記録をマーク。そのうち3名が歴代記録を更新しています。

男子T12クラスで堀越信司選手が歴代2位、山下慎治選手が歴代4位。女子T12クラスで近藤寛子選手が歴代4位に順位を上げました。

なお、男子T12クラスの堀越信司選手の記録はアジア記録として認定されました。

アジア記録より日本記録が高い状況が続きますが、いずれ記録を更新してくれることを期待しましょう。

歴代記録はこちらをご覧ください。http://jbma.or.jp/blind/record/

競技専門伴走 研修会:日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業

2月9日から11日の日程で、千葉県富津市にて競技専門伴走研修会を実施しました。


この研修会は強化指定選手を日頃からサポートいただいてる伴走者を対象としています

講義4回と実技研修を4回行い、8コマの研修を実施
参加した伴走者の皆さんは意欲的に伴走知識の習得や伴走技術の向上に励んでいました。
 
距離走のような長い距離の伴走だけではなく、日頃、あまり経験することがない、短い距離のインターバルも実施しました。
この経験を今後の伴走活動に活かしてくれることを期待して、研修会は無事に終了しました。
 
この事業は日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業として実施いたしました。 

ロンドンが2019 マラソン選手権大会の開催地に決定:WPA NEWS

マラソン世界選手権の派遣選手が決定しました。1月31日に世界パラ陸上競技連盟(以下、WPA)のサイトに掲載された情報の日本語訳を掲載します。
日本代表選手団へのご声援、よろしくお願いいたします!
 
ロンドンが2019 マラソン選手権大会の開催地に決定
東京2020パラリンピックの出場枠獲得の最初の機会
 
2019年のマラソン世界選手権大会は、Virgin Money(ヴァージン・マネー)ロンドンマラソンと同日開催となる4月28日にイギリス・ロンドンで開催される。
WPAとロンドンマラソン主催団体(London Marathon Events Ltd)が1月31日(火)、発表した。
ロンドンでの同選手権大会開催は、成功裏に終えた2015年大会に続く2度目の開催となる。2015年大会では、イギリスの首都で3つの世界記録が更新された。
 
2019マラソン世界選手権大会では、東京2020パラリンピック競技大会のマラソン種目と同様の以下の5種目が開催される予定。
 男子/女子 T12 (T11/T12の選手対象)、
 男子 T46 (T45/T46の選手対象)
 男子/女子 T54 (T52/T53/T54の選手対象)
 
またロンドンマラソンは、選手が自国のパラリンピック委員会(NPC)の東京2020出場枠を獲得できる最初の機会となる。各種目の上位4選手が自国の出場枠を1枠獲得する。
WPAのHaozhe Gao会長は、「ロンドンは、20年以上にわたり世界トップクラスのパラアスリートが出場するマラソン大会を開催してきました。100選手以上が出場した2015年大会の成功に続き、2019年もロンドンでマラソン世界選手権が見られることを大変うれしく思います。
今年の世界選手権は、東京2020パラリンピック競技大会の出場枠をかけたさらに重要なレースです。ロンドンのファンは、世界有数のパラアスリートの並外れた熱意を目の当たりにすることでしょう」とコメントした。
Virgin MoneyロンドンマラソンのイベントディレクターのHugh Brasherは、「2019マラソン選手権大会の2度目の開催を誇りに思います。ロンドンは常に障がい者スポーツを支持してきました。4月に一流のパラアスリートをお迎えできることを楽しみにしております」とコメント。
 
各国から各種目、最大6選手がエントリーでき、各選手は最小の出場資格基準を満たしている、または直接招待枠(direct invitation)が割り当てられていなければならない。
2019年大会にはイギリスのDavid Weir(T54クラス)が登場。Weirはロンドンマラソン史上最も成功を収めた選手で、今年で20年連続出場となる。すでに過去8回優勝している。
 
詳細情報は以下のWPAおよびVirgin Moneyロンドンマラソンのサイトで入手可能。 
WPAのサイトはこちら
ロンドンマラソンのサイトはこちら
 
 

2019マラソン世界選手権:派遣選手

2019 World Para Athleticsマラソン世界選手権 派遣選手
 
認定特定非営利活動法人 日本ブラインドマラソン協会
 
2019年1月29日公表の選考規定に則り、以下の選手を表記大会の代表選手として派遣致します。
 
男子 T11-T12クラス
クラス 氏名   氏名カナ      所属     選考レース最高記録
T12 堀越 信司 ホリコシ タダシ   NTT西日本   2:26:48 19別府大分
T12 岡村 正広 オカムラ マサヒロ  RUN WEB    2:34:09 18北海道
T12 熊谷 豊  クマガイ ユタカ   三井住友海上  2:34:47 19別府大分
T11 和田 伸也 ワダ シンヤ     長瀬産業    2:42:18 18ロンドン
 
女子 T11-T12クラス
クラス 氏名   氏名カナ      所属     選考レース最高記録
T12 道下 美里 ミチシタ ミサト   三井住友海上   3:02:11 18防府読売
T12 青木 洋子 アオキ ヨウコ    NTTクラルティ  3:13:36 18防府読売
T12 近藤 寛子 コンドウ ヒロコ   滋賀銀行    3:15:29 19別府大分
T12 西島 美保子 ニシジマ ミホコ  JBMA      3:15:42 19別府大分
 
以上8名
 
大会概要
開催日:2019年4月28日
開催場所:ロンドン/イギリス

PDFはこちら。2019WPAマラソン世界選手権_派遣選手

 

宮崎県高校新人駅伝大会:ブラインド選手が初めて出場

2月10日に開催された、第46回宮崎県高校新人駅伝大会に視覚支援特別学校の生徒が出場しました。
大会前の事前記事となりますが、朝日新聞と宮崎日日新聞に掲載されていますので、ご覧ください。
 

走れブラインド駅伝 元全国区間賞の伴走者の声頼りに

朝日新聞の記事はこちら

県高校新人駅伝初、伴走者と出場 視覚障害・那須さん

宮崎日日新聞の記事はこちら

大会には知的や聴覚障がいを持つ選手と合同の「選手特別支援合同B」チームの4区として5kを走り、20分21秒で見事にタスキをつないでいます。
大会結果は宮崎陸上競技連盟のHPからご覧ください。こちら

若い選手の活躍の場が、増々広がっていくことが期待されます。

 

メディア出演情報:BS日テレ ストロングポイント 道下美里選手

2月10日(日曜)BS日テレ18時から放送される、 ストロングポイントに道下美里さんが出演いたします。
 
以下、番組内容からの抜粋です。
リオパラリンピックの銀メダリストにして世界記録保持者。
彼女のストロングポイントは「粘り強いピッチ走法」
144cmの小さな体で高橋尚子さん以上のピッチ数を刻む道下選手。
そのストロングポイントの更なる進化とは?
そして、43歳で迎える東京パラリンピック。
悲願の金メダル獲得への挑戦に迫ります。お楽しみに!
 
番組HPはこちら
番組公式Twitterはこちら
 
ぜひご覧ください。

第68回別府大分毎日マラソン大会第19回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会(広報インターン記事)

両手にぐっと力を込めたガッツポーズ。その姿に初優勝に懸けていた強い思いが表れていた。2月3日、大分の地で行われた第68回別府大分毎日マラソン兼第19回日本視覚障がい男子マラソン選手権(別大マラソン)は、堀越信司選手(T12、NTT西日本)がアジア新となる記録で悲願の初優勝。「別大の悔しさは別大で晴らす」。まさに有言実行の走りで2019年を始動させた。今大会には堀越選手を含む男子6名、女子8名の計14名が参加しており、うち名が自己ベストを更新。好記録が多く生まれた実り多き大会となった。

画像1:男子で2時間26分28秒のT12クラスアジア新で優勝した堀越選手。

 

空に選手たちの願いが届いたかのように、予想されていた高温多湿の厳しいコンディションが一変。日がさしたり小雨がぱらついたりと不安定な天候ではあったものの、風も弱く気温12℃前後の好条件に恵まれた。男子視覚障がいの部は堀越選手と大会三連覇を狙う熊谷豊選手(T13、三井住友海上)の2人が実力を発揮し、5㎞を17分13秒のハイペースで通過。各所でスタッフから手渡しされるスペシャルドリンクでの水分補給もしっかり行い、順調にレースを進めていく。堀越選手は1時間12分37秒で中間点を通過し、意識していた2時間25分台も射程にとらえる好走を維持。後方では今回が回目のフルマラソンとなる唐澤剣也選手(T11、群馬社福事業団)が自己記録を大きく上回るペースでラップタイムを刻んでいた。堀越選手はフルマラソンで最も苦しいとも言われる30~35㎞で一度ペースを落としたが、「一回一回の練習で長めの距離走をやっていた効果」と本人も練習の成果を実感する粘りを発揮し、ラスト7㎞に再度奮起。実に4年ぶりの自己記録更新、そしてアジア新記録となる2時間26分28秒で優勝のゴールテープを切った。熊谷選手が2時間34分47秒で2位、35㎞を過ぎてから唐澤選手を逆転した山下慎治選手(T12、シーズアスリート)が自己新で3位に入り、表彰台へ。全選手がしっかり力を出し切った好レースだった。

 

女子の部で注目を集めていたのはT12クラス現世界記録保持者の道下美里選手(三井住友海上)。練習の一環として参加した今回は記録を狙うレースではなく、これまでとは違う水分・エネルギー補給方法や、来年の東京パラリンピック最終選考ともなり得る別大マラソンのコースを確認することが目的だった。直前に体調を崩すなど万全の状態ではなかったというが、「タイムや給水についても予定通りのレースを行えた。自分のカベを一つ越えられたので自信を持って前に一歩進みたい」と、明るい笑顔を見せた道下選手。今後は3月の東京マラソンに参加した後、4月のWPAマラソン世界選手権(ロンドン)での優勝を狙っている。「世界選手権にはリオデジャネイロパラリンピック金メダリストの選手が出場する。直接対決で勝ちたいです」。力強い言葉通り、ぜひともリオでの雪辱をロンドンで果たしてほしい。女子2位には従来のベストよりも2分半以上速いタイムで走り切った近藤寛子選手(T12、滋賀銀行)、3位には西島美保子選手(T12、JBMA)が入りリオ大会出場の3名が実力を発揮した。

 

画像1:練習の一環としての参加ながら、強さを見せた道下選手と河口ガイド。

 

「準備段階でしっかり準備できていたから怖がることなくスタートできた」(堀越)。しっかりと練習を積めていたことに加え、天候への対策や食事面への気配りも万全に行っていたこと。堀越選手の悲願の初優勝は、大会に向けてのこういった丁寧な調整と練習の賜物だ。酷暑や多湿の悪条件が予想される東京パラリンピックで活躍するためには、走力や経験に加え、このようなピーキング能力も不可欠だろう。また、世界多くのトップアスリートが取り入れている科学的データの蓄積や分析もパラスポーツ界に広がりを見せており、それらに基づいた準備を行っていくことも求められてくる。東京のスタートに自信に満ち溢れた姿で立ち、笑顔でゴールに帰ってくるのは誰だ――。勝負の1年が始まった。
 

記事・写真 早稲田大学 太田萌枝