強化指定選手の和田伸也(わだ しんや)選手が環境を変え、競技に取り組んでいくこととなりました。
新たな所属先は長瀬産業株式会社となります。
今までより、競技に専念できるようになり、更なる活躍が期待されます。
ご声援、よろしくお願いいたします。
9月15日(土)と16日(日)の二日間、静岡県掛川市の「つま恋彩の郷」において、恒例の伴走者養成・視覚障がい者マラソン研修会が開催されました。
今年の参加者は総勢27名、初日は「伴走の基礎理論」と「伴走の規則」について講習を行いました。
ブラインドランナーの気持ちに即した伴走の心構えや走りやすい伴走の仕方など、ランナー・ファーストの伴走方法や競技会における主な規則など、熱心に耳を傾ける参加者の姿が印象的でした。
初日の実技は、あいにくの天候のため翌日に延期し、夕方は伴走理論応用編」として、移動時や日常生活における介助など、視覚障碍者に寄り添った様々なサポートの仕方について、研修を行いました。
二日目は、早朝から伴走実技を行いました。朝食後は、つま恋園内の広大な周回コースを利用した実技で汗を流し、蒸し暑い中でしたが、皆さん大粒の汗を流しながら実技に取り組みました。
今回はブラインドランナーの参加者が多く、ほぼ1対1のペアで実技を行うことができました。バイキング形式の食事や大浴場への入浴なども含め、まさに「生きた体験」の連続で、参加者にとって有意義な研修会となりました。
この事業は日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業として実施いたしました。
10月21日(日曜)に開催される千葉アクアラインマラソンの招待選手が発表されました。
男子は2016リオパラリンピックで銅メダルを獲得し、地元千葉盲学校の教員でもある岡村正広選手。
女子は昨年の優勝者であり、伴走活動も積極的に協力いただいている山口遥さんです。
二人の活躍をご期待ください。
大会公式HPはこちらからご覧ください。
ブラインドマラソンを題材としたラジオ番組が29日の午後10時からNHK FMにて放送されます。
なお、この番組制作にあたり、大阪の長居わーわーずの中山敏郎理事がブラインドマラソンに関する指導を行いました。
お聴き逃しなく!
番組概要
ラジオ NHK FM
2018年9月29日(土曜) 午後10時~午後10時50分(全1回)
出演者
林遣都 小芝風花
みやなおこ 内田滋 中林大樹 虎本剛
作:虎本剛
音楽:和田貴史
スタッフ
演出:小島史敬
技術:山賀勉
音響効果:武田文
あらすじ
ライバルランナーに誤って怪我を負わせ引退した、元マラソンランナー・進藤聡太は、2020年の東京パラリンピックを目指すブラインドランナー・あゆみの伴走者となり、そのひたむきな彼女の姿に心動かされていく……。伴走者とブラインドランナーが過去に向き合い葛藤し、もがきながらも、互いに理解しあう二人の姿を通じ、「困難や大きな壁も、二人なら越えられる」という力強いメッセージをこめた、青春バディドラマ。
ラジオまたはインターネットのこちらから、ぜひお聴きください。
小学館ビッグコミック連載中、『ましろ日』の視覚障がい者向け特設サイトが更新されました。
第16光(話)から第23光までの原作シナリオが新たに公開されています。
視覚障がい者の方もお楽しみいただけます。
特設ページはこちらとなります。
視覚障害陸上 公平性どこまで アイマスク義務化で光遮断 動揺も
今年から全国障がい者スポーツ大会の競技規則が変更となります。
東京新聞に変更についての記事が掲載されています。
大会へ参加される方は正しい規則を理解した上で、日々のトレーニングに励んでください。
記事は東京新聞のHPをご覧ください。こちら。
発売中の『Sports Graphic Number』では960号より、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人がホストを務める座談会形式の新連載「語ろう! 2020年へ 新しい地図×Paralympic Athletes」がスタートしました。
栄えある、新連載1回目のゲストは車いすトライアスロンの土田和歌子さんとブラインドマラソンの道下美里選手の二人でした。
Web版に本紙未掲載の「はみ出しトーク&フォト」が公開されています。
Number Webからぜひ、ご覧ください。こちら。
第2回となる視覚障害者クロスカントリー大会が今年も熊本県阿蘇市、阿蘇クロスカントリーコースを利用して開催されます。
世界的にも珍しい、視覚障がい者を対象としたクロカンです。ロードを走ることに飽きた方、整えられた芝生の上を気持ちよく走ってみたい方など、ぜひ、ご参加ください。
大会概要
開催日:2018年10月28日(日曜)
受付:9時から10時
開会式:11時
スタート12時
申込締切:10月10日(水曜)13時まで
開催場所:阿蘇クロカンコース
種目:3000m、6000m、9000m
参加料金:3000m 3000円、6000m 9000m 3500円
詳細は大会HPをご覧ください。こちら。
高井俊治
北海道マラソンから1週間後の開催となりました日本パラ陸上大会に5000m、10000mの2種目で出場させて頂きました。
四国の玄関でもあります香川県高松市での開催と言うこともあり地元の方々の熱い声援が競技場内に照りつける日差しをものともせずに吹き飛ばしてくれました。
最終日の10000mでは最終種目で私一人の出場でしたが、ゴールまで沢山の方々に懸命に声援を送って頂き気持ちを切らさずにゴールすることができました。
本当に感謝の想いでいっぱいです。ありがとうございました。今後も日々の鍛練を愚直に継続し沢山声援を送って頂ける競技者でありたいと思えた2日間でした。
沢山のご声援本当にありがとうございました。
谷口真大
今回の日本選手権は、1ヶ月後のアジアパラに向けて、夏の練習の成果を確かめるという目的で参加いたしました。
タイムや走った感覚、フォームなど様々な観点から成果を分析しましたが、タイムでそれを確かめられなかったことが今回一番の課題として残りました。
フォームや走った感覚は夏前と比較すると確実に力はついていると思います。
それをアジアパラではしっかり結果にコミットできるよう、残り1ヶ月をさらに丁寧に過ごしていきたいと思います。
唐澤剣也
今回1500mと5000mの二種目に出場しました。
夏場の走り込みの疲労が思いのほか残っていたため、目標としていたタイムには届きませんでした。
特に1500mでは25秒程度遅れました。
今まで経験したことがなかったスタート時間までの調整や気持ちの持って行き方などの難しさを感じました。
国際大会ではそういったことも想定しておかなければならないと思うので、今回の経験をアジアパラにつなげて行きたいと思います。
立木勇弥
今回4回目の出場となる5000mは、自己ベストである18:55を切り、18分前半を狙ったレースでしたが、序盤からペースが乱れてしまい、目標より1分以上も遅いタイムになってしまいました。
雨が降っていたものの走りやすい気候だったのにもかかわらず、このような結果になってしまったことは、私の練習不足に他ありません。きちんと走り込み、今後のレースに臨みたいと思います。
2日目に出場した1500mは、天候晴れ、ホームストレートで強めの向かい風が吹いている環境の中でのレースでした。
4:40切りを目指して臨んだレースでしたが、1周目はプラン通りのペースで走れたものの、2周目以降は大幅にペースダウンしてしまい、結果は4:51でした。
しかし、ラスト300mからペースアップできたことは意識を切り替えて、最後まで粘ることができたとして、良かったと感じています。
松本光代
今回の大会は、自己ベスト更新にならず残念なところはありますが、大会記録の更新が出来てよかったです。
レース展開としては悪くない流れで走れたと思うので、今回の反省を今後に繋げていきたいと思います。来月、アジアパラがあるので頑張ります。
井内菜津美
アジアパラに向けた最後のトラックレースで試しておきたかったことはすべて試すことができました。
北海道マラソンから1週間での連戦となり、疲労が取りきれず苦しい走りになりましたが、
スタンドからの熱い応援で力を貰うことができました。
ありがとうございました。
梶木あや乃
9月1日、2日に日本パラ陸上に参加させていただきました。種目は1500mと5000mです。1500mも5000mも目標タイムには3秒、5秒届かなかったです。
5000mは人数が少なく、ずっと先頭だったのでペースを保つのが難しかったです。でも、たくさんの方に応援していただき最後まで頑張ることができました。嬉しかったです。
どちらの種目も最後の粘りが足りなかったので、次は粘れるように練習頑張っていきたいです。
安部遥
私は今回、一日目に5000mと二日目に1500mに出場しました。5000mは、初のレースとなりました。精神的に弱ってしまい、ペースを維持できず、目標にした22.30を切ることはできませんでした。
まずは、一人で5000mのペースを作れる力をつけていきたいと思います。
1500mは、5000m の疲れからか、目標の5.30は切れませんでした。しかし、コンディションが整っていない中で、スパートもでき、出し切ることができたと思います。
5000m、1500m共に、これからも経験を積んで記録を更新していきたいと思います。
メディア掲載情報
日刊スポーツ 『パラ陸上5000m唐沢がV「和田さんを目標に」』
記事の内容はこちらからご覧ください。
東京2020オリンピック・パラリンピックをめざすアスリートたちを応援するビューティフルジャパンにブラインドマラソンの記事が3本掲載されました。
それぞれの立場から東京パラリンピックへの思いが語られています。
記事はビューティフルジャパンのHPからご覧ください。
「パラリンピック初出場から30年のブラインドマラソン、広がり続ける選手と伴走者の輪」
安田強化委員長インタビュー こちら
「伴走者、そしてコーチとして、視覚障がい者ランナーに寄り添う」
西島美保子選手の伴走者として活動する溝渕学さんのインタビュー こちら
「結束力で挑む東京2020パラリンピックのブラインドマラソン」
西島選手をサポートする溝渕さん、鍵さんと西島選手の3名のインタビュー こちら
北海道マラソンに参加した強化指定選手のコメントとなります。結果の善し悪しはありましたが、夏マラソンに向けて、懸命に取り組んできたことに変わりはありません。
引き続き、強化指定選手チームとして競技力の向上に努めていきます。ご声援よろしくお願いします。
堀越信司
東京パラリンピックまで2年となる中、今回の北海道マラソンで優勝することができた点は素直に嬉しいです。また、今まで苦手意識があった夏のレースにおいて、自己ベストからタイムを大きく落とすことなく、レース後半もしっかり粘る走りをすることができ、崩れることなく目標タイムの範囲内で走りきれたのは収穫でした。多くの方々の支えがあったからこそ出せた結果です。ありがとうございます。
自分にはまだまだ力がありませんし、今回のレースにおいても課題が多々あります。東京に向けて、私に時間も猶予もありません。しっかりと競技と向き合いながら選手として成長し、結果を出して期待に応えていけるように精進していきたいと思います。
岡村正広
今回の北海道マラソンは2年後の東京パラリンピックを想定したレースであり、特に夏場のマラソンということで、暑さへの対応を意識して取り組んできました。結果的には今月に入ってからの練習の疲労が抜けきれないままレースに臨んだためか、調子が上がらず後半ペースダウンしてしまい、目標タイムである2時間31分には届きませんでした。結局は万全な状態に仕上げないと暑さの影響も受けやすいでしょうから、来年はしっかりそこを修正していきたいと思います。
高井俊治
今回は7月の北見合宿明けの故障が響き思うような練習が出来ていない中での出走となりました。最低でも完走すると心に決めスタート。目標タイムを2.45.00~としていたので、何とかクリアすることができました。35k以降、練習の少なさからいつ足がつってもおかしくない状況でペースアップすることができませんでしたのでまた、しっかりと走り込んで自己記録更新を目指して頑張ります。沢山のご声援ありがとうございました。
熊谷豊
目標としていた2時間45分30秒にはあと7秒届かなかったものの最後まで諦めず走れ良かったと思います。怪我の状況を確認しながら走れたことも良かったです。
次に繋げる走りができたと実感してます。
山下慎治
いつも応援ありがとうございます。
暑さに恐れずに前半から積極的な走りをして昨年の北海道マラソンよりタイムを6分ほど縮めることができました。しかし、後半、風の影響でタイムが落ちたところもありました。今まで以上に練習の質を上げ、また肉体改造にフォームの改善して更なる記録更新していきたいと思います。
羽立祐人
レース中盤までは予定通りのペースで走れたが、後半失速してしまった。
今後は後半も粘れるようにしっかりトレーニングを積みたい。
沿道で応援してくださった方の声が力になりました。ありがとうございました。
米岡聡
今回もたくさんの応援をいただきまして、ありがとうございました。
トライアスロンとマラソンに取り組むという新たな挑戦の中での試合でしたが、目標にしていた3時間を着ることができ、満足しています。
伴走してくれた二人、サポートいただいた皆様、応援いただいた皆様、ありがとうございました。
今後も一つ一つ課題をクリアして、少しずつでもステップアップしていけるよう、引き続き練習に取り組んでいきたいと思います
加治佐博昭
目標3時間10分に対し結果は3時間01分47秒。
キロ4分30秒のペースをしっかり守ることを課題として練習してきた。
大会当日もキロ4分30秒の感覚でレースを進めたが、涼しさも後押ししてくれてキロ4分20秒前後で走りきることができた。
伴走者のお陰で給水もしっかり取ることができたのも目標達成に大きな役割を果たしたと思う。
高橋勇市
今年も北海道マラソンを走らせて下さり有り難うございました。応援の声援に背中を押してもらい無事に完走することができました。
2ヶ月前に足のケガをし走り込みができておらず予想通りの記録となりました。
ケガは完治したので秋のレースに向けてしっかり練習を積み重ねていきたいと思います。
道下美里
夏のマラソン調整を試せる絶好の機会と思い出場しました。前半は強い日差しと湿度を感じながらまずまずのペースを刻んでいきました。25キロまでの強い向かい風が続く区間ですこしペースを落としましたが,追い風でペースを戻し38キロまでは順調に刻んでいました。しかし惜しくもラストでペースが落ち,沿道からの熱い応援になんとか力を振り絞り優勝することはできましたが自身の目標タイムをクリアできませんでした。今回の調整,夏場の練習を仲間と振り返り,この経験を次に生かしたいとおもいます,暑い中応援に駆けつけてくださった皆様,大会を支えていただいたボランティアの皆様,視覚障害者の部新設にあたりご尽力いただき,待機場所やスタート位置,表彰式など,わたしたちが移動がしやすいように配慮いただいた大会運営に携わる関係者の皆様,本当にありがとうございました。
青木洋子
北海道マラソン、今年からIP C登録の部をつくつていただき、ありがとうございました。
昨年より、少しだけ記録更新できたことは良かったです。
まだまだ課題はありますので、これからも引き続きがんばりたいと思います。
応援してくださった方々に感謝します。
ありがとうございました。
西島美保子
前半押さえて入ったこともあり後半も落とさずに走れました。 これに満足することなく次は更にレベルアップして臨みます。
近藤寛子
終わってみれば、やはり夏のレースは楽しかったです!筋肉も気持ちもこわばる真冬のレースよりは断然リラックスして臨むことができました。
惜しくも入賞は逃しましたが、故障がありわずかな準備期間で、現状のベストは尽くせたと思います。
ここからあるのは上だけ!という自信につながるレースとなりました。
大会開催にご尽力いただいた方々、日頃からご指導、サポートいただいているすべての皆様に感謝です。
ありがとうございました!
藤井由美子
「北海道マラソンは夏場の大切な大会」と 気持ちがあせるばかりで 身体がついていかず 悔いの残るレースとなってしまいました。
とくに 後半、落ち込んでしまい、それをを無くしていくよう 次のレースに向け 頑張らなければと 改めて 感じました。
井内菜津美
前半は積極的な走りができましたが、後半に繋げられなかったのは反省点です。
今回見つかった課題を次に繋げられるように、日々の練習に取り組みたいと思います。
自己ベストは出せませんでしたが、昨年の北海道マラソンの記録を10分短縮できた点は自信になりました。
画像:夏マラソンでは特に重要となる、「手渡し給水」
北海道マラソンの一般視覚障がいのリザルトです。
記念すべき、第1回の視覚障がいの部の完走者となりました。
3位までの入賞者は表象があります。
特に女子はエントリーが少なかったので、来年はより多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
記録、氏名、前半ガイド、後半ガイドの順で記載しています。
男子
3:03:17 小林 丈二 川村 勇気 澤原 雄一
3:22:58 山下 幸長 川島 一二
3:36:47 三國 文敬 反中 祐介
3:57:07 安藤 隆晴 本間
4:10:00 本橋 昭人 佐々木 将宏
4:17:10 野尻 誠 中田 ともみ 南 栄二
4:56:33 西島 徹 佐藤 正幸
3:14:15 武川 泰幸
3:57:55 山地 俊輔
4:33:08 新井 啓介
4:57:07 町田 宏 高井 良充
5:03:12 大久保 篤志 村尾 博司
女子
3:37:36 西村 千香 庄司 彰義
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