2017 World Para Athletics Marathon World Cup(ロンドンマラソン)代表選手
大会概要
開催日時:2017年4月23日
場所:イギリス ロンドン
大会HP: こちら
代表選手:テキスト2017Marathon World Cup_代表選手
2017 World Para Athletics Marathon World Cup(ロンドンマラソン)代表選手
大会概要
開催日時:2017年4月23日
場所:イギリス ロンドン
大会HP: こちら
代表選手:テキスト2017Marathon World Cup_代表選手
2017年2月5日(日曜)に大分県別府市/大分市にて第66回別府大分マラソンが開催されます。
今大会は第17回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会としても実施されます。
大会についての詳しい情報は別大マラソン大会HPをご覧ください。
エントリーリストは以下から確認ください。
視覚障がいIPC登録者 17別大参加者テキスト 17別大参加者PDF
1月9日の朝日新聞に伴走活動について掲載されました。朝日新聞社に承諾を得ましたので、記事の全文をご紹介いたします。
記事はここから。
ランニングにはまり、視覚障害のあるランナーの伴走に興味があります。練習やレースをお手伝いするにはどうしたらいいでしょうか。 東京都羽村市 長野さゆりさん(42)
■全盲や弱視、まず理解深めて 安全守るのが最重要
昨年12月、東京都の神宮外苑であったランニング大会に約100人の視覚障害者らが参加した。横には伴走者の姿も。視覚障害者の男性と10キロを完走した伴走歴20年の佐藤寿さん(70)は「けがをさせてはいけないという責任感はありますが、お互い汗をかいて完走できた時の喜びは格別です」。
視覚障害者が走る際、弱視などで単独で走れる場合以外は、進路を誘導する伴走者が必要だ。視覚障害のあるランナーを支援する認定NPO法人「日本盲人マラソン協会」によると、伴走者になるために必要な資格はないが、初心者は各地で開かれている伴走者らの練習会に参加すると良い。伴走が必要なランナーと出会える場にもなる。
同協会は月1回、東京・代々木公園で練習会を開く。常務理事の鈴木邦雄さん(71)によると、初心者向け練習会は、視覚障害への理解を深めることから始まる。「全盲、弱視など見え方はさまざま。天気の良い昼間は1人で走れても、薄暗くなると伴走者が必要になる人もいます」
初心者は、アイマスクや、弱視を体験するレンズをつけて、視野の狭さや白濁などの見え方を体験。「その時感じた不安を取り除き、ランナーが安心して一歩を出せるように工夫する姿勢が大事」だ。
伴走者の最大の役割は、ランナーの安全確保。曲がり角、段差、坂道など、周囲の状況を伝える。練習会では実際に視覚障害者とペアになって歩いたり走ったりする。
ランナーと伴走者は伴走ロープを持って走ることが多い。ロープを持ってもフォームを崩さないように、伴走者が気を配る。足は基本的に二人三脚の要領で合わせる。
ランナーが何を求めているのか話し合うことが最も大事だという。「ランナーは、伴走してもらっているという意識から、伴走者に注文をつけづらくなる。伴走者の方から積極的に声をかけ、手の振り方やスピードについて確認してほしい」と鈴木さん。
伴走者にはかなりの走力が求められるのだろうか。実際、レースなら基本的にランナーより速いことが必須。だが、視覚障害のあるランナーのレベルもさまざまで、スローペースの人もいる。「必ずしも走力がなくても大歓迎」という。
■「ダブルス」感覚で楽しんで 会話から信頼関係を
昨年のリオデジャネイロ・パラリンピックでも、ランナーと伴走者の活躍が注目された。初めて実施された陸上女子マラソン(視覚障害)で、道下美里さん(39)が、男女2人の伴走者と走り、銀メダルに輝いた。道下さんは「信頼できる伴走者に巡り合えなければ、最高のパフォーマンスは出せない」と断言する。
そんな道下さんも、約10年前に伴走者と走り出した当初は戸惑い、「ロープを持つ腕が振りづらくても、遠慮して口にできなかった」と言う。
どんな声かけが必要か、会話しながら探ってくれる伴走者と信頼関係を築いていった。現在は美容師、医師、会社社長などさまざまな伴走者が練習を支える。「お互いに刺激を受ける関係。無理をすると長続きしないので、人助けと身構えず、楽しむ感覚を忘れないでほしい」
リオで道下さんに伴走した会社員の堀内規生さん(36)が、知人の影響で伴走を始めたのは約6年前。「視覚障害者と接したことがなく、初めは何をすればいいのかわからなかった。試行錯誤しながら慣れていった」という。「伴走はダブルス。伴走者次第のコースもある。難題をクリアするのが楽しいです」
一方、伴走体験は、学校教育の現場でも採り入れられている。視覚障害者と伴走者らでつくる「代々木公園・伴走伴歩クラブ」(バンバンクラブ)などは、首都圏の小学校の授業でも伴走教室を開く。子どもたちは、アイマスクを体験したり、視覚障害者の伴走をしたりして、障害者への接し方などを自然と学ぶ。
また、バンバンクラブは、視覚と聴覚に障害のある盲ろう者、知的障害者らも受け入れている。こうした人たちが、学校を卒業すると運動の機会が限られ、運動不足になりがちという声もある。クラブ創設者の沖本武さん(69)は「伴走の輪が広がり、誰もが、いつでもどこでも走りたい時に走れるようになれば」と話す。
■1人とは違う楽しさ
私もアイマスクをして伴走者と走ってみました。一歩一歩進んでいるのに足元がフワフワとおぼつかない初めての感覚。道の段差は? 何かにぶつかるのでは?と不安そのもの。「こんなに怖いんだ」と驚きました。でもいったん覚悟を決めてベテラン伴走者に身を任せると、共に走るのは新鮮で、1人とは別の楽しさも。「心理的な距離が近いから」とも聞きました。伴走なら、普段のランニングとは違った世界が広がるのかもしれません。(伊藤綾)
出所:朝日新聞 2016年1月9日朝刊
承諾書番号A16-2387
※朝日新聞社に許可なく無断で転載する事を禁止させて頂きます
1月17日都内にて、文部科学省が表彰する「スポーツ功労団体表彰」の表彰式が行われました。スポーツ功労団体表彰は、世界的希望のスポーツ競技会において優れた成果を挙げた選手のスポーツ活動に対して、多年にわたる支援を行った団体に贈られます。
オリ・パラ合同で34団体が対象となり、盲人マラソン関係では、道下美里選手をサポートしている大濠公園ブラインドランナーズクラブ(OBRC)、岡村正広選手をサポートしているRun Webが受賞しました。
写真 左からRun Web石川さん、OBRCブラインド代表松延さん、OBRCサポーター代表森さん
福岡県福岡市の大濠公園を中心として活動している、大濠公園ブラインドランナーズクラブの情報を掲載しました。
リオオリンピック・パラリンピック大会メダリストのスポーツ活動に対し継続的な支援を行った団体に対してスポーツ功労団体表彰をいただくこととなりました。
盲人マラソン関係の表彰団体は以下となります。
1、大濠公園ブラインドランナーズクラブ 受賞理由 道下美里選手に対する継続的な支援
2、Run Web 受賞理由 岡村正広選手に対する継続的な支援
受賞式は1月17日に東京都内にて行われます。
両団体の関係者の皆様、おめでとうございます!
3月4日(土曜)に開催される日産ふれあいロードレースにお申込み方は、大会前日の3日(金曜)に無料で日産自動車のセミナーハウスに宿泊することができます。
宿泊を希望される方は協会事務局まで電話かメールにてお問合せください。
宿泊場所 NATCセミナーハウス
所在地 神奈川県厚木市森の里青山9-1
最寄駅 小田急小田原線 愛甲石田駅
集合 3月3日(金曜)17時 愛甲石田駅(予定)
第2回目のパラ駅伝が3月12日(日曜)に駒沢オリンピック公園陸上競技場にて開催されます。
この大会は障がいのある人、ない人が一本のタスキを繋いで全8区間約20kを走ります。
14都県から17チームが参加予定で、視覚障がい者はスタートの第1区を務めます。
大会の詳細は大会HPをご覧ください。
大会HPはこちら
安田享平コーチが以下の媒体に掲載されました。
掲載紙 毎日新聞朝刊 2017年1月1日 千葉県版
「ともに夢を追って あの感動、もう一度」
掲載内容は以下のリンクから閲覧ください。
なお全文の閲覧は会員登録が必要となりますのでご了承ください。
和田伸也選手が以下の番組に出演いたします。
出演番組 読売テレビ あすリート
放送日時 2017年1月14日(土曜) AM11時35分
番組HPからの内容案内 2016年リオ。自身2度目のパラリンピックに挑戦した和田選手。
視覚障害3種目1500m 5000m マラソンに出場し
すべてに入賞する活躍を見せました。
和田選手は帰国後、休むことなく新たな挑戦を始めます。
2016年12月に行われた福岡国際マラソン出場。
健常者のエリートマラソンで全盲の障害を持つランナーが初めて走りました。
目標はT11(全盲)クラスの世界記録。
3年後の東京へ向けてスタートを切る和田選手を紹介します。
番組HP http://www.ytv.co.jp/athlete/
関西地区のみの放送となりますが、ご覧ください。
主催 日産自動車株式会社テクニカルセンター
共催 認定NPO日本盲人マラソン協会
開催日 2017年3月4日(土曜)
会場 日産自動車株式会社テクニカルセンター 神奈川県厚木市
種目 視覚障がい者男女の部(2.4k、5k、10k) ウォーキング1.5k
申込締切 2017年1月15日(日曜)
大会HP http://www.nissan-global.com/JP/CITIZENSHIP/ROADRACE/
大会エントリー スポーツエントリーから申込できます エントリーはこちら
大会要項 大会要項はこちら第6回日産ふれあいロードレース要項
東京会場での伴走者養成研修会についてお知らせします。
日時:平成29年2月12日(日)13時から16時30分
場所:戸山サンライズ 全国障害者総合福祉センター
アクセス:http://www.normanet.ne.jp/~ww100006/tizu.htm
参加費用:500円
定員:50名 先着順
申込締切:平成29年1月31日(火)
詳細は以下の案内にてご確認ください。
実施要項兼申込書はこちら 28伴走研(29.2.12)案内
奮ってご応募ください!
東京でのオリンピック・パラリンピック開催が決まってから、国内におけるパラスポーツへの注目度は高まっている。パラアスリートのメディア露出も増え、これまでオリンピックのメダリストのみで行われていた大会後の祝勝パレードも、ことし初めてオリンピック、パラリンピック合同で開催され大きな話題となった。また選手の強化や育成にも力を入れ始め、施設や制度の整備も進んできている。
リオパラリンピックの視覚障がいマラソンで銀メダルを獲得した道下美里選手(三井住友海上)も、帰国後その盛り上がりや認知度の上昇を実感した。地元を歩けば声をかけられない日はない。また、参加した記念パレードについては「たくさんの方に『ありがとう』と言われたことが印象的だった。メダルを獲ったのだと実感させてもらいました」と笑顔で語った。人々からの期待やエールを肌で感じることができたこのパレード。しかし一方で道下選手には心残りもある。それは自身の伴走を務めてくれている堀内規生さん、青山由佳さんと一緒に参加できなかったこと。今回の記念パレードの車両に乗ることができる条件はメダルが授与されていることだった。表彰規定では伴走者へのメダルの授与は選手と共に単独で伴走した場合に限られる。道下選手は前後半2人に分けてリオのレースに臨んだ。もちろん伴走者が1人だろうと、2人だろうと一緒に競技をしているのは同じだが、メダルを持たない2人の伴走者は道下選手の隣でパレードに参加することはできなかったのだ。「伴走者がいれば私は『見て楽しむ』ということができるんです。2020年は一緒に参加できるように希望したい」。伴走者は、かけがえのない仲間であり、ランナーの『目』。次のパレードではぜひとも選手の隣で笑顔を見せていてほしい。
リオパラリンピックでは、種目を問わず数多くの世界記録が生まれた。世界のパラスポーツのレベルが上がっているということが非常にわかりやすい形で現れたと言えるだろう。一方で日本は金メダルを一つも獲得できないまま大会を終えた。この差は一体どこにあるのか。道下選手は、競技を支える側の人をとりまく環境の整備が不十分なためではないかと推測する。選手に対しての支援体制は徐々に確立されてきているというが、スポーツを支える人、道下選手の身近な存在で言えば伴走者へのサポートはまだ十分ではない。現在は自らの仕事を持ちながら、休日や有休を費やして伴走者として活動している状態。「そこに関しての理解度が高まって、競技活動として参加できるようになればいいなと。日の丸を背負って、国の代表として舞台に立つ以上、選手に近い待遇をうけてもいいのではないかと思っている」と、道下選手はこれからの社会に望むことを語った。
選手自身のレベルアップ、技術の向上、競技力の向上、競技をサポートする人への支援体制といったように、パラリンピックの成功には様々な要素が関係してくる。どれか一つが上手くいけばいいというものではなく、総合的な進歩が求められるのだ。道具やサポートメンバーに支えられて初めて成立する競技が多いパラリンピックには、オリンピックと比較してもより多くの人が関わっており、その分広範な社会的理解が必要になってくる。あと3年半。日本はこれからどう変わっていくことができるだろう。私たちには何ができるだろう。長いようで短いカウントダウンはもう始まっている。
文章/写真:早稲田スポーツ新聞会 太田 萌枝
那覇練習会に引き続き、沖縄伴走ランナーネットワーク八重山支部の情報を追加しました。
沖縄伴走ネットワークが主催する那覇練習会の情報を追加しました。
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