10月5日(日)、代々木公園定例練習会を開催しました。
猛暑は落ち着いたとはいえ、まだ残暑の残る代々木公園でしたが、先月までに比べて大変多くの人出があり、伴走者は安全に細心の注意を払って伴走をしました。
今月は、桐蔭横浜大学より30名の学生さんがご参加くださり、視覚障がい者の誘導や伴走の練習に挑戦しました。
準備運動の様子
伴走教室の様子
誘導の練習をする桐蔭横浜大学の皆さん
※この練習会は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて実施しています。
2026年4月19日(日)に第28回長野マラソン大会が開催されます。
大会事務局様よりご案内がありましたので、ご紹介します。
視覚障がい者の部が設定されている大会です。
例年と同様に、かすみがうらマラソンと同じ日の開催になっていますので、ご注意ください。
大会期日;2026年4月19日(日)
エントリー期間;2025年9月13日~11月3日
詳細は、下記大会ホームページをご覧ください。
三重県で活動する「三重DBGランナーズ」主催(特別協賛;公益財団法人山田昇記念財団)の伴走研修会が、10月19日(日) 三重県身体障害者総合福祉センターで開催されます。
JBMAからも講師を派遣します。
お近くにお住まいの方、伴走にご興味のある方、どうぞご参加ください。
詳細は、下記のURLをご覧ください。
https://mie-dbg-runners.org/info/schedule_251019/
9月6日(土)・7日(日)の二日間、滋賀県野洲市にて2025年度伴走者養成研修・視覚障がい者マラソン研修会を開催しました。
この研修会は、ブラインドランナーーと伴走者が1泊2日を共に過ごし、伴走だけでなく食事や宿泊を通して互いの理解をより高めることができる研修会です。
今回の実技会場となった希望ヶ丘文化公園は、全国視覚障がい者駅伝大会の第1回から第10回大会までが開催された歴史的な場所です。
当時、大会を主催いただいた滋賀県の老舗ブラインドマラソンサークル「びわこタイマーズ」からも多くの皆さんにご参加いただきました。
1日目は、宿泊先である近江希望ヶ丘ユースホステルの研修室をお借りして、伴走理論とオリパラ経験者による講義を行いました。
理論の後、介助の実技を兼ねて希望ヶ丘文化公園に移動し、広大な公園内で伴走の基礎練習を行いました。
残暑厳しい環境でしたが、給水をしっかり摂りながら、熱心に練習に取り組んでいらっしゃいました。
夜の研修では、リオデジャネイロパラリンピック5位入賞の近藤寛子さん、東京(金)とパリ(銅)でメダリスト道下さんの伴走を務めた志田淳さん、そして、アテネオリンピック金メダリストの野口みずきさんより、オリパラの貴重な体験談をお話しいただき、皆さん話に引き込まれていました。
その後、参加者同士の情報交換会を行い、全国から参加した皆さんが交流を深めました。
翌朝は、朝練習に始まり、安田JBMA強化委員長、志田さん、野口さんによる「トレーニング理論」の後、希望ヶ丘文化公園内にある陸上競技場に移動して、300mのインターバル走を行いました。
トラックで伴走体験をする貴重な機会に興味津々の伴走者、トラックでのインターバル走に熱のこもるブラインドランナー、それぞれが残暑を吹き飛ばす熱心な取り組みをしました。
ご協力いただいた講師・スタッフの皆様、様々な場面でご協力いただいた参加者の皆様、利用にあたりいろいろとご協力いただいたユースホステルの皆様他、多くの関係者のおかげで、無事に合宿研修が終了しました。
心より感謝申し上げます。
野口みずきさんの伴走で走るブラインドランナー
広大な公園道路を走る参加者
給水スタッフは重要です
食事での支援も体験しました
トラックでのインターバル
スタートは慎重に
近藤寛子さん講義
志田淳さん講義
野口みずきさん講義
安田強化委員長、野口みずきさん、志田淳さんよるトレーニング理論
皆さん、お疲れさまでした!
※この事業は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて開催しました。
日本ブラインドマラソン協会の強化活動には、大学や実業団チームのご理解により、たくさんのランナーの皆様のご協力をいただいています。
今夏実施した北海道北見合宿にも、大学駅伝強豪校である帝京大学駅伝競走部の皆さんが、伴走や練習パートナーとしてご参加くださいました。
その時の様子が、帝京大学のHPに掲載されましたので、ご紹介します。
紹介ページは以下の通り
http://www.teikyo.jp/sports/news/2204/
これまでも、ご協力いただいたランナーの皆さんが、箱根駅伝やニューイヤー駅伝などで活躍されています。
大学・実業団の関係者の皆様、ご理解・ご支援ありがとうございます。
今後も引き続き、ブラインドランナーの競技力向上にお力添えをいただけますよう、よろしくお願いいたします。
熊谷 豊 クマガイ ユタカ 2:35:15
結果は視覚障がいの部1位2時間35分15秒でした。
例年よりも気温が上がらなかったとはいえ、後半は少し暑さを感じました。
暑熱対策を実施してきた効果もあり、最後まで諦めず走り切れたことで優勝できたと思っています。
また、皆さんの応援のおかげで最大限の力を発揮できました。
改めて応援ありがとうございました。
大石 航翼 オオイシ コウスケ 2:43:10
今年も北海道マラソン開催にあたり、視覚障害の部を設けていただき誠にありがとうございます。
個人的には今年で3年連続、3度目の北海道マラソンに出走させていただきました。
昨年、一昨年と比べ、走りやすい気象コンディションではありましたが、予報よりも日差しが強く、やはり他のマラソンよりも厳しい環境でのレースとなりました。
レース内容としては、目標を2時間40分に設定しており30kmまでは、若干の遅れはありましたがほぼ予定通りのラップを刻んでいました。
30km以降、徐々にペースダウンしてしまい、目標のタイムには届きませんでしたが、夏の厳しいトレーニングの成果もあり、
なんとか粘って走り切ることが出来たと思います。
しかし、現状の逸力ではパラリンピック出場には到底到達することが出来ません。
今後も自己記録の更新、その先のパラリンピックを目指し日々のトレーニングに励んでまいります。
高井 俊治 タカイ トシハル 2:48:07
6月のジャパンパラ陸上でアキレス腱周囲の違和感が出てしまい約3ヶ月間思ったようなトレーニングが出来ず、今回の北海道マラソンはとにかく最後まで走り切る事を第一に考えてスタートしました。
気象条件の良さにも助けられて何とかゴールまで辿り着くことができ、まずは安堵の気持ちでいっぱいです。
また身体を整えてトレーニングに励みたいと思います。
今年もIPC登録の部として部門を設置して頂いた大会関係各位の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
夏の北海道から今後も世界へ羽ばたくトップランナーが輩出される事を心より願っています。
米岡 聡 ヨネオカ サトル 2:53:03
いつも応援ありがとうございます。
2年ぶりのマラソンで、不安と期待半々という心境でしたが、完走、目標タイムをクリアでき、ほっとしています。
今年も蒸し暑いコンディションで、苦しい局面もありましたが、たくさんの応援をいただき、力をいただきました。
今回もたくさんの応援、サポートをいただき、ありがとうございました。
秋冬のマラソンシーズンに入っていきますが、一歩ずつレベルアップできるよう、今後も取り組んでまいりますので、引き続きのご支援、よろしくお願いいたします。
望月 達哉 モチヅキ タツヤ 2:58:02
私は2024年末に強化指定選手となり、その後初めての公認フルマラソン大会として北海道マラソンに参加させていただきました。
私が初めてフルマラソンに挑戦したのが昨年の北海道マラソンでしたので、その意味でも思い出のある大会です。
昨年は初めてのフルマラソンを楽しむという目標で走っていましたが、今年は練習の成果を発揮するために自分の最大の力を発揮できるように走りました。
なんとか目標としていたタイムをクリアすることはできましたが、多くの課題が見つかりました。
今後さらに競技力を高め、選手として世界と戦うことができるように日々練習を重ねていきたいと考えています。
みなさまからの応援をいただけると励みになります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。
写真1 男子の部 優勝の熊谷 豊選手
新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン実行委員会事務局より、2026年1月25日(日)開催の当該レースに関するご案内が届きました。
ご興味のある方は、下記URLをご覧ください。
7月27日(日)、和歌山県和歌山市の「あいあいセンター」において、紀の国ブラインドランナーズ主催の伴走者養成講習会(後援;和歌山市ボランティア連絡協議会)が、公益財団法人山田昇記念財団様の特別協賛により開催されました。
日本ブラインドマラソン協会からは、協力として講師を派遣しました。
あいあいセンターのワンフロアをお借りして、52名の皆さんが講義と実技に取り組みました。
連日続く猛暑の中でしたが、皆さん意欲的に取り組んでいらっしゃいました。
紀の国ブラインドランナーズは、地元紀ノ川河川敷での練習会を中心に活動されているブラインドマラソンサークルです。
この日も、準備から後片付けまで精力的にご協力くださったスタッフの方々や伴走協力としてご参加くださったブラインドランナーさんのおかげで、講義や実際の伴走体験など、大変スムーズに研修会を行うことができました。
皆様、ありがとうございました。
紀の国ブラインドランナーズの活動にご興味のある方は、下記ページをご覧ください。
https://www.facebook.com/kinokuniblindrunners
7月12日(土) 狛江市民総合体育館において、伴走者養成研修会を狛江市との共催で開催しました。
狛江市民総合体育館の会議室と第2体育館を使用し、公益財団法人山田昇記念財団様の特別協賛を受け、24名の参加者が伴走理論と実技を体験しました。
会議室では、伴走動画を用いた伴走理論のほか、アテネパラリンピックマラソン金メダリストの高橋勇市さんによる特別講義があり、金メダリストならではの内容に、皆さん興味津々でした。
実技では、アイマスク体験や伴走技術の練習の後、実際にブラインドランナーの伴走を体験し、皆さん熱心に取り組んでいらっしゃいました。
狛江市民総合体育館
会議室での理論講習
髙橋勇市さん特別講義
アイマスク体験と伴走練習
実際の伴走体験
お疲れさまでした!
7月6日(日)は、代々木公園定例練習会を実施の予定です。
連日真夏日が続いており、7月6日も気温の上昇が予想されています。
給水のエイドサービスはありませんので、必ず給水用の飲料水をご準備いただくなど、暑さ対策を万全にしてお出かけください。
体調の思わしくない方は参加をお控えください。
なお、暑さ指数の上昇によっては、安全のため練習会を中断することがありますこと、ご了承ください。
11月9日(日)に開催される「第20回 世田谷246ハーフマラソン」のエントリーが始まりました。
「障がい者ランナー」部門の申し込みは、一般社団法人日本パラ陸上競技連盟を通してとなりますので、ご案内いたします。
詳細は大会要項、大会公式ホームページ及び申込様式をご確認お願いいたします。申込様式に必要事項を記載の上、entry@para-ath.orgまで送付ください。
エントリーは、7月31日(木)23時59分まで。
なお、その他の部門の募集については、下記リンクよりご応募ください。
https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/100749
■障がい者ランナーの部門に関する問い合わせ
一般社団法人日本パラ陸上競技連盟事務局
TEL:03-6229-5446<平日9:00~17:00(土・日・祝除く)〉
■大会に関するお問い合わせ
世田谷246ハーフマラソン実行委員会事務局
TEL:03-3417-2811<平日9:00~17:00(土・日・祝除く)〉
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