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第43回JBMAユニファイドランのエントリー期間を延長しました

2月15日(日)に開催する「第43回JBMAユニファイドラン」のエントリー期間を延長しました。

新しい締切は、12月24日(水)です。

今年の夏、世界陸上で熱戦の繰り広げられた国立競技場のトラックを走る絶好の機会です。
(コースは、トラックとリングロードを使用)

ゲストには、東京パラリンピック金メダルの道下美里選手をはじめ、
パラリンピック視覚障がいマラソンの歴代金メダリストが集結します。

健常者と障がい者が同じコースを走る「混ざり合う社会」を実践した大会、
この機会に、お仲間を誘って国立競技場に足をお運びください。

参加賞の特製Tシャツもご用意してお待ちしています。

大会特製津ページは以下のURLです。
https://jbma.or.jp/news/news_event_info/unified2025/

第56回防府読売マラソン:強化指定選手コメント

熊谷 豊 クマガイ ユタカ 2:25:40
  防府読売マラソン2025に出場し、IPC登録の部で優勝することができました。
調整段階で、自己記録を更新する内容の練習を繰り返してきましたが、自己記録には届かない結果となってしまいました。
30kmまでは余裕を残しつつも、そこから勝負を仕掛けましたが、思ったよりもペースを上げられず若干失速してしまいました。
次に向け課題を克服する練習をします。
応援ありがとうございました。


和田 伸也 ワダ シンヤ 2:26:11
 今回、11年ぶりの出場となりました。
パラリンピックなどの国際大会や他の国内大会に出場したりと、スケジュール的に出場できない年も多かったですが、久しぶりに走らせていただき、風も弱く、気温もちょうどよい絶好の気象条件のもと、快調に駆け抜けることができました。
 大会開催にあたり、ご尽力いただきました関係者の皆様、運営に携わってくださいましたスタッフの皆様に大変感謝申し上げます。
ありがとうございました。
 9月のニューデリー世界パラ陸上(5000m・1500m)の激闘から10月2日に帰国して、そこからの短期間でのマラソンになりましたが、まずその疲労を抜いていくところから、今回のレースにあわせるべく、あらゆる工夫をして準備してきました。
この間のトレーニング状況から適切に目標設定を判断して、その想定の通りに刻めていけてよかったです。
ラストの区間のみ少し課題が残りましたが、次への弾みとなる走りができました。
今季の残りのマラソンシーズンもがんばっていきます!
 沿道からなど、たくさん応援してくださいました皆様、一緒にレースしました選手の皆様、たくさん力と刺激をいただきました。ありがとうございました。


大石 航翼 オオイシ コウスケ 2:35:59
 最初に、今年も防府読売マラソンに参加するにあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。
今回のレースは2時間30分を目標に設定し挑みました。
私の現状の実力的には攻めた目標設定ではありました。
結果は2時間35分59秒で、自己ベストではありますが、目標には遠く及ばず悔しい結果になりました。
レースの展開は、10kmまでは女子のペースメーカーの集団についていましたが、目標の設定よりもかなり速く、オーバーペースになってしましました。
10km以降は、意識的にペースを落とし、余裕を持ったペースで後ろからくる集団をうまく利用しながらレースを進めることが出来ました。
しかし、30km以降はかなり苦しくなり、35km過ぎまではなんとかペースを維持できましたが残り5km付近から急激にペースが落ちてしまいました。
今回のレースは悔しい結果となりましたが、今後につながる良い経験をすることが出来たと考えています。
今回のレースを踏まえ、次回のレース、日々のトレーニングに活かして更なる自己ベストの更新を目指し精進してまいります。


高井 利治 タカイ トシハル 2:45:00
 今回のレースは自己記録を目標にスタートしましたが、前半で集団から離れてしまい不甲斐ない走りとなってしまいました。
今年はなかなか思うような走りが出来ておらずもどかしいシーズンとなってしまいましたが、2月の別大マラソンに向けて、引き続き日々のトレーニングを継続していきたいと思います、沿道から沢山の応援ありがとうございました。

望月 達哉 モチヅキ タツヤ 2:50:37
 この度、初めて防府読売マラソンに出場させていただきました。
自己ベストを更新することはできましたが、目標としていた2時間50分切りを達成することができなかった悔しいレースとなりました。
次のレースに向けて課題を1つずつ解決していくことで、記録を向上していきたいと考えています。
大会の運営に携わってくださった方、沿道で応援してくださった方々本当にありがとうございます。
競技力の向上に励んで参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。


和木 茉奈海 ワキ マナミ 3:13:58
 今大会は自己ベスト更新を目指したレースとなりました.
前半は伴走者の的確な声掛けとコース取りにより、少し早いペースではありましたが、周りの応援の声も聞きながら、レースを進めることができました。
後半は、前半の初めてのスピードの疲労が突然きてしまい25kmから足が動かなくなりました。
1キロ4分50かからないようにと足を動かすことだけを意識していると前の選手が見え元気を取り戻すことができました。
また、挫けそうになった時にたくさんの方からの声援や伴走者からの声かけにより、粘りながら走り切ることができ自己ベストを更新することができました。
 この結果に満足することなく、次なる課題に向けて取り組みたいと思います。
最後に、大会を運営して頂きました関係者の皆様、ありがとうございました。


藤井 由美子 フジイ ユミコ 3:18:24 
 今回は3時間15分を目標にしていました。前半調子よく予定していたより速く走れ、このままでいければと思っていましたが、30キロを超えるとだんだん足が上がらなくなり、上り坂も上れなくなってしまいました。
気持ちも折れそうになりましたが、沿道の応援の声に励まされなんとかゴールすることができました。
大会関係者や、スタッフの皆様、応援をしてくださった皆さん、ありがとうございました。


道下 美里 ミチシタ ミサト 3:19:52
 防府マラソンでは応援誠にありがとうございました。
一年ぶりの国内レースで連覇を目指し伴走の青山さん、山下さんと走りました。
前半は動きもよく予定通りの走りでしたが、後半集中力にかけ気持ちの弱さがでたレースになりました。
現状と向き合い、チームの仲間の力を借りながらまた前を向いていきたいと思います。


西村 千香 ニシムラ チカ 3:22:17
 今大会に向けて良い状態で練習できていましたが、その結果を存分に発揮できなかった悔しさが残る大会でした。
中間地点の転倒もありましたが、これまで親身になって練習に関わってくださった方々の事を思い出しながら諦めずに最後で粘り続ける事ができました。
この結果を振り返り、次にエントリーしている大会まで結果を出せる様、気持ちを切り替えて練習していきたいと思います。
今大会でも沿道からたくさんの声援を送ってくださった皆様、また大会運営関係者の皆様の様々なご配慮に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

近藤 寛子 コンドウ ヒロコ 3:34:24
 今年度は滋賀で開催の障スポに関わっていたため、イベントや取材対応などPR活動や練習をする一方で、頚椎捻挫や頚椎ヘルニアなど怪我もあり、マラソンのトレーニングがほとんどできないままの出場でした。
当日も首や肩の痛みもあり、とにかくなんとか完走はしたいという目標を掲げて挑みました。
昨年も肩こりがひどくめまいを起こした15㎞通過が怖かったです。
肩に力が入らないように意識し無事に通過した時はホッとしました。
前半ガイドさんがマイペースで気楽に走らせてくれたおかげで、後半ガイドさんに変わってからスイッチを切り替えることができました。
お2人の、「よかったレースをイメージして」の声に、その通りのイメージで走り切ることができました。
ラストは痙攣しかける足をごまかすためにペース子そ少し落ちましたが、全体的には気持ちを切らさずネガティブラップを刻めたことは、次につながるレースになりました!
今後は痙攣しない足作りをしていきたいと思います。
来年は私にとって節目の年、花さく1年にしたいです!
今回も沿道からもランナーさんからもたくさん応援頂き、とても力になりました。
そして、手厚いサポートをくださる大会主催者様、ボランティアの皆様に心から感謝申し上げます。


金野 由美子 コンノ ユミコ 3:40:50 
 まず、大会運営にご尽力くださった皆様に感謝いたします。
今回の防府は、発病してから2年ぶりのレースでした。
記録を狙うつもりで練習してきたのですが、10月のはじめに不注意で転んでしまい、無理をして走っていたためにこじらせて、ジョグもできない状態になってしまいました。
レースに向けて一番大事な時期に3週間ほど全く練習ができず、欠場も考えましたが、直前には痛みはほぼ無くなったので、次の別大に向けての練習の一環として、完走を目標に走ることにしました。
内容としては、全体的には予定通りに走れたと思います。
終盤のペースダウンは完全に練習不足です。
ここから次に向けて、しっかり走り込んで行きたいといます。
 

第56回防府読売マラソン:大会結果

左から、順位、記録、選手名、クラス、所属、前半ガイド、後半ガイド、備考の順

男子

1    2:25:40    熊谷 豊    T12    三井ダイレクト損保            
2    2:26:11    和田 伸也    T11    長瀬産業    古和田 響    長谷部 匠    
3    2:35:59    大石 航翼    T12    JBMA     自己新
4    2:45:00    高井 俊治    T13    三好市陸協            
5    2:50:37    望月 達哉    T12    JBMA    北野 喬祐   自己新

女子

1    3:13:58    和木 茉菜海    T12    IMV    山口 遥    田中 翔    自己新
2    3:18:24    藤井 由美子    T12    JBMA    武田 浩志    山領 駿    
3    3:19:52    道下 美里    T12    三井住友海上    青山 由佳    山下 克尚    
4    3:22:17    西村 千香    T12    JBMA            
5    3:34:24    近藤 寛子    T11    滋賀陸協    金子 太郎    永濱 祐樹    
6    3:40:50    金野 由美子    T11    IMV    成田 フサイ    奥村 直樹    
7    3:46:44    中村 和愛    T11    WORLD-AC    高橋 正尚        

PDFのリザルトは こちら result 56th Hohu_IPC を確認ください。

 画像:男女の優勝者 熊谷選手と和木選手。中央のタイマーは和木選手の優勝記録3時間13分58秒を表記

 

12月代々木公園定例練習会報告

12月7日(日) 代々木公園定例練習会を開催しました。
冬晴れの代々木公園に59名の参加者が集まり、思い思いに練習に取り組みました。
JBMAユニファイドラン、日産ふれあいロードレース、かすみがうらマラソンなどの案内もありました。
代々木公園は晩秋の紅葉見物の方も多く来園しており、伴走者さんは細心の注意を払って安全な誘導を心掛けていました。
初心者対象の伴走教室も実施しました。

2026年1月の練習会は、初詣客混雑が予想されるため第2日曜日の1月11日に実施します。
ご参加の方は、十分注意してお出でください。


準備運動の様子


木立の中を颯爽と


この練習会は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて開催しました。

第11回日産スタジアムリレーマラソン大会に参加しました

12月6日(土) 横浜市の日産スタジアムにて「第11回日産スタジアム5時間耐久リレーマラソン大会」が開催されました。
この大会は、第10回大会より日本ブラインドマラソン協会が特別協力団体としてブラインドチームを派遣しており、今年はJBMAチームと横浜八走会より2チームの併せて3チームが参加しました。
大変寒い日でしたが、専用の控室も準備していただき、42.195キロをチームでつなぐリレーマラソンを楽しみました。
参加した皆さん、お疲れ様でした。



タスキ渡しの様子

フィニッシュ!


JBMAチームの皆さん

会報第152号に関するお詫びと訂正

平素より、ブラインドマラソン協会の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
この度、先日発行しました「日本ブラインドマラソン協会 会報 第152号」に掲載した
「第56回防府読売マラソン(第26回日本視覚障がい女子マラソン選手権)」の日程に誤りがあることが判明いたしました。
【語】12月13日(日)
【正】12月7日(日)
関係者の皆様ならびに読者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
今後は、より一層注意を払い、正確な情報発信に努めてまいります。
引き続き、ブラインドマラソンへの温かいご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人日本ブラインドマラソン協会

第15回日産ふれあいロードレースのご案内

毎年恒例の「日産ふれあいロードレース」のエントリーが始まりました。

以下、大会の概要です。

大会期日:2026年3月1日(日)

会場:日産テクニカルセンター構内道路

エントリー期間:2025年11月1日~2026年1月24日

この大会は、日産自動車テクニカルセンターが主催し、日本ブラインドマラソン協会が共催している大会です。

視覚障がい者の部は、2.4㎞、5㎞、10㎞のランに加え、1.5㎞ウォーキングの部も設定されており、何れも視覚障がい者の参加費は無料です。

また、大会側で伴走者の斡旋もしていただけます。

日産テクニカルセンター構内の特設コースは、坂だらけの厳しいコースですが、車や自転車等の通らない安全な環境です。どうぞチャレンジしてみてください。

詳細は、下記URLからご確認ください。

大会ホームページ https://www.nissan-global.com/JP/SUSTAINABILITY/SOCIAL/CITIZENSHIP/ROADRACE/

エントリーページ https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/102886

チラシ 251023-日産ロードレース_A4チラシ

OSAKA EKIDEN in 長居 兼 第28回全国視覚障がい者駅伝大会結果

11月2日にOSAKA駅伝in長居が開催されました。

視覚障がい者の部(盲学校の部を含む)24チーム、一般の部12チーム、男女混成の部7チームと、ゲストチーム1チームが、好天に恵まれた長居のコースを疾走しました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

以下、部門ごとのリザルトです。

視覚障がい者の部(PDF)最終リザルト_視覚障がい (エクセル)エクセル用(視覚障がいの部)

一般の部(PDF)最終リザルト_一般

混成の部(PDF)最終リザルト_混成

盲学校の部(PDF)最終リザルト_盲学校の部

ゲストチーム(PDF)最終リザルト_ゲスト強化チーム

オープン(PDF)最終リザルト_オープン

※この大会は、スポーツ振興くじ助成金の助成を受けて開催されました。

11月代々木公園定例練習会報告

11月1日(日)、定例の代々木公園練習会を開催しました。
大阪での「第28回全国視覚障がい者駅伝大会」と重なったこともあり、少数スタッフでの運営でしたが、60名を超える参加者が無事に練習を終えることができました。
JBMAが共催する「かすみがうらマラソン大会」のお知らせもあり、いよいよ本格的ランニングシーズン幕開けを感じさせる練習会となりました。
安全に留意し、楽しいランニングライフを送っていただけますようお祈りいたします。
今年度は年明けの2月15日開催になった「JBMAユニファイドラン」のエントリーも始まっています。
皆様の参加をお待ちしています。

 

 
この練習会は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて開催しています。

三重DBGランナーズ伴走者養成研修会の報告

10月19日(日)三重県の県庁所在地「津市」において、伴走者養成研修会が開催れました。
主催した「三重DBGランナーズ」は、視覚と聴覚に障がいのある「盲ろうランナー」が発起人となり、2020年に発足したサークルです。
障がい者と支援者が協力して会を運営されている様子が、あちこちに伺えました。
今回も、公益財団法人山田昇記念財団様の特別協賛により「伴走ロープ」「ビブス」などが参加者に提供されました。
JBMAからも講師を派遣し、三重県身体障害者総合福祉センターの体育館をお借りして、座学と実技を行いました。
座学では、伴走や視覚障がいに関する基本を、動画を使用しながら説明しました。
盲ろうの方には、常に通訳の方が寄り添って、情報の提供に専念されていました。
実技は、誘導の練習に始まり、開眼でのシンクロ練習、アイマスク体験に加え、実際にブラインドランナーや盲ろうランナーを伴走する貴重な体験もできました。
三重DBGランナーズの皆様、運営ありがとうございました。
お近くで伴走に興味のある方、走ってみたい視覚障がいや盲ろうの方がいらっしゃったら、下記URLをご覧ください。
https://mie-dbg-runners.org/

受付の様子(伴走ビブスや伴走ロープを配布しました)

伴走動画を使った理論

伴走ロープをもってシンクロの練習

皆さんお疲れ様でした!

10月代々木公園練習会を開催しました

10月5日(日)、代々木公園定例練習会を開催しました。
猛暑は落ち着いたとはいえ、まだ残暑の残る代々木公園でしたが、先月までに比べて大変多くの人出があり、伴走者は安全に細心の注意を払って伴走をしました。
今月は、桐蔭横浜大学より30名の学生さんがご参加くださり、視覚障がい者の誘導や伴走の練習に挑戦しました。

準備運動の様子

伴走教室の様子

誘導の練習をする桐蔭横浜大学の皆さん

※この練習会は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて実施しています。

長野マラソンのご案内

2026年4月19日(日)に第28回長野マラソン大会が開催されます。

大会事務局様よりご案内がありましたので、ご紹介します。

視覚障がい者の部が設定されている大会です。

例年と同様に、かすみがうらマラソンと同じ日の開催になっていますので、ご注意ください。

大会期日;2026年4月19日(日)

エントリー期間;2025年9月13日~11月3日

詳細は、下記大会ホームページをご覧ください。

https://www.naganomarathon.gr.jp/

三重DBGランナーズ主催伴走研修会のお知らせ

三重県で活動する「三重DBGランナーズ」主催(特別協賛;公益財団法人山田昇記念財団)の伴走研修会が、10月19日(日) 三重県身体障害者総合福祉センターで開催されます。
JBMAからも講師を派遣します。
お近くにお住まいの方、伴走にご興味のある方、どうぞご参加ください。
詳細は、下記のURLをご覧ください。
https://mie-dbg-runners.org/info/schedule_251019/

伴走者養成研修・視覚障がい者マラソン研修会 in 滋賀を開催しました

9月6日(土)・7日(日)の二日間、滋賀県野洲市にて2025年度伴走者養成研修・視覚障がい者マラソン研修会を開催しました。
この研修会は、ブラインドランナーーと伴走者が1泊2日を共に過ごし、伴走だけでなく食事や宿泊を通して互いの理解をより高めることができる研修会です。
今回の実技会場となった希望ヶ丘文化公園は、全国視覚障がい者駅伝大会の第1回から第10回大会までが開催された歴史的な場所です。
当時、大会を主催いただいた滋賀県の老舗ブラインドマラソンサークル「びわこタイマーズ」からも多くの皆さんにご参加いただきました。
1日目は、宿泊先である近江希望ヶ丘ユースホステルの研修室をお借りして、伴走理論とオリパラ経験者による講義を行いました。
理論の後、介助の実技を兼ねて希望ヶ丘文化公園に移動し、広大な公園内で伴走の基礎練習を行いました。
残暑厳しい環境でしたが、給水をしっかり摂りながら、熱心に練習に取り組んでいらっしゃいました。

夜の研修では、リオデジャネイロパラリンピック5位入賞の近藤寛子さん、東京(金)とパリ(銅)でメダリスト道下さんの伴走を務めた志田淳さん、そして、アテネオリンピック金メダリストの野口みずきさんより、オリパラの貴重な体験談をお話しいただき、皆さん話に引き込まれていました。
その後、参加者同士の情報交換会を行い、全国から参加した皆さんが交流を深めました。

翌朝は、朝練習に始まり、安田JBMA強化委員長、志田さん、野口さんによる「トレーニング理論」の後、希望ヶ丘文化公園内にある陸上競技場に移動して、300mのインターバル走を行いました。
トラックで伴走体験をする貴重な機会に興味津々の伴走者、トラックでのインターバル走に熱のこもるブラインドランナー、それぞれが残暑を吹き飛ばす熱心な取り組みをしました。

ご協力いただいた講師・スタッフの皆様、様々な場面でご協力いただいた参加者の皆様、利用にあたりいろいろとご協力いただいたユースホステルの皆様他、多くの関係者のおかげで、無事に合宿研修が終了しました。
心より感謝申し上げます。

野口みずきさんの伴走で走るブラインドランナー

広大な公園道路を走る参加者

給水スタッフは重要です

食事での支援も体験しました

トラックでのインターバル

スタートは慎重に

近藤寛子さん講義

志田淳さん講義

野口みずきさん講義

安田強化委員長、野口みずきさん、志田淳さんよるトレーニング理論

皆さん、お疲れさまでした!

※この事業は、日本財団パラスポーツサポートセンターの助成を受けて開催しました。

帝京大学様のHPに合宿サポートの様子が紹介されました

日本ブラインドマラソン協会の強化活動には、大学や実業団チームのご理解により、たくさんのランナーの皆様のご協力をいただいています。
今夏実施した北海道北見合宿にも、大学駅伝強豪校である帝京大学駅伝競走部の皆さんが、伴走や練習パートナーとしてご参加くださいました。
その時の様子が、帝京大学のHPに掲載されましたので、ご紹介します。
紹介ページは以下の通り
http://www.teikyo.jp/sports/news/2204/

これまでも、ご協力いただいたランナーの皆さんが、箱根駅伝やニューイヤー駅伝などで活躍されています。

大学・実業団の関係者の皆様、ご理解・ご支援ありがとうございます。
今後も引き続き、ブラインドランナーの競技力向上にお力添えをいただけますよう、よろしくお願いいたします。