大会の様子が共同通信から配信されています。
ご声援、よろしくお願い致します。
クランクインは1月末となり、着々と準備が進んでいるようです。放送を楽しみにお待ちください。
東京2020パラリンピック観戦チケットの第2次抽選申込の受付が1月29日(水曜)11:59までとなっています。
1月7日に行われたメディア発表に堀越信司(ホリコシ タダシ)選手がゲストとして参加しました。
第2次抽選申込の概要と共に、WEBメディアの『SPREAD』に掲載されていますので、ご覧ください。
「東京パラリンピック第2次抽選の詳細が発表 陸上パラアスリート堀越信司がゲスト参加、想いを語る」
掲載記事はこちら。
また、堀越選手のインタビュー記事も掲載されていますので、合わせてご覧ください。
「パラリンピック文化を日本に根づかせる」 陸上パラアスリート堀越信司が見据える2020年
掲載記事はこちら。
チケットの第2次抽選申込の詳細については、大会組織委員会のHPにご確認の上、お申込ください。
大会組織委員会HP こちらです。
パラリンピックのマラソンは9月6日(日曜)に都内のコースを利用して開催されます!
選手たちは気たるべき日に備えて、トレーニングに励んでいます。多くのご声援、よろしくお願い致します。
12月21日に日本体育大学にて開催された、第20回日本体育大学女子長距離記録会にブラインド選手が参加させていただきました。
この大会の結果はWPA(ワールド パラ アスレティクス)の公認記録となるため、自己記録の更新、世界ランクのアップを目指して参加しました。
結果は以下となります。左から選手氏名、クラス、記録、伴走者、備考の順です。
男子
熊谷 豊 T12 15:10.59 自己新
堀越信司 T12 15:28.45
和田伸也 T11 15:32.87 長谷部匠 アジア新・日本新・自己新
唐澤剣也 T11 15:39.02 茂木洋晃、星野和昭 アジア新・日本新・自己新
高井俊治 T13 15:47.78
谷口真大 T11 16:08.68 横部貴之 自己新
女子
松本光代 T13 5:21.78
井内菜津美 T11 5:44.39 日野美奈子
梶木あや乃 T13 6:08.51
和木茉奈海 T12 DQ 落合 新
12月15日に開催された第50回防府読売マラソンのリザルトとなります。
左から選手氏名、クラス、所属、前半ガイド、後半ガイド、備考となります。
1 山下慎治 T12 2:39:13 C'sアスリート 池澤暁、藤田大夢 自己新
2 勝丸真至 T13 2:44:20 ウインドラン 自己新
3 スピードイーアン T12 2:56:03 JBMA 長友諭、永嶋義幸
4 高橋勇市 T11 2:57:04 宇部達、亀井健太 三菱商事
5 福原良英 T11 3:10:05 鈴木健、石川裕久 JBMA
写真1:男子優勝の山下選手と後半伴走の藤田ガイド
1 道下美里 2:58:50 T12 三井住友海上 青山由佳、志田淳
2 青木洋子 3:09:55 T12 NTTクラルティ 浮津康弘、高田裕之 自己新
3 藤井由美子 3:17:07 T12 タイマーズ 武田浩志、中嶋貴明
4 金野由美子 3:17:20 T11 JBMA 松浦幸雄、落合新 T11日本新、自己新
5 西村千香 3:24:48 T12 岸和田健康クラブ 宮里康和、三野貴文
6 和木茉奈海 3:44:57 T12 読売テレビ 出野ひろみ、澤田秀樹 自己新
写真2:表彰式後の女子3位入賞選手と伴走者のみなさん。
大会HPにPDF版の掲載がありますので、ご確認ください。こちら。
12月1日に開催された第73回福岡国際マラソンに出場した、熊谷豊選手(三井住友海上)がマークした2時間25分11秒がアジア記録として認定されました。
ブラインドの男子マラソンのアジア記録は2019年、3つのクラス全てが記録更新されました。
残念ながら、いずれも日本記録のほうが早い、逆転現象となりますが、近いうちに日本記録も含めて更新してくれることが期待されます。
日本歴代記録はこちらからご確認ください。
Woman in Sports Award 2019 パラアスリート部門を受賞した道下美里選手のインタビュー記事が『Women's Health』に掲載されました。
インタビュー記事はWomen's HealthのHPからご覧ください。
こちら。
2020年4月19日開催の『かすみがうらマラソン』のエントリーがスタートしました。
30回の記念大会となります!
エントリーはネットと電話の二つの方法があります。
インターネット
ローソンチケットからのエントリーとなります。こちら。
エントリーの締切は1月10日(金曜)17時となります。
電話でのエントリー
専用受付電話0463-35-8880(平日10時から17時)
締切は12月10日(火曜)17時となり、申込期間は1週間しかありませんので注意ください。
参加を予定されている方はお早めにエントリーをお済ませください。
多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
好天に恵まれ11月23日に第29回福知山マラソンが開催されました。
視覚障がい者の部、各クラス毎の大会結果となります。
次回は第30回の記念大会となります。
来年も多くの皆さんと会えることを楽しみにしています。
左から順位、記録、選手名、カナ、所属、伴走者1、伴走者2の順です。
T11男子
1 | 3:28:03 | 大久保 孝之 | オオクボ タカユキ | 岸和田健康クラ | 庄司 彰義 | 的羽 秀和 |
2 | 3:37:15 | 今井 裕二 | イマイ ユウジ | 岸本 昌和 | ||
3 | 3:41:22 | 野尻 誠 | ノジリ マコト | 長居わーわーず | 助島 仁 | |
4 | 4:02:42 | 安藤 隆晴 | アンドウ タカハル | 長居わーわーず | 臼井 利明 | |
5 | 4:12:18 | 山本 宗平 | ヤマモト ソウヘイ | カモパ | 植 享士 | |
6 | 4:29:32 | 福岡 弘幸 | フクオカ ヒロユキ | 福井楽障クラブ | 中川 浩 | |
7 | 4:34:44 | 丸野 光男 | マルノ ミツオ | 土田 里子 | ||
8 | 4:44:45 | 松本 行治 | マツモト ユキハル | 加茂パ | 大畑 光 | |
9 | 5:06:29 | 中島 徹 | ナカジマ トオル | 鴨川パー | 渡邉 孝司 | |
10 | 5:34:59 | 戸井 雄一 | トイ ユウイチ | わーわーず | 佐藤 高国 | |
11 | 5:46:59 | 岩本 謙司 | イワモト ケンジ | JBMA | 下條 押三郎 |
T12男子
1 | 3:50:55 | 駒崎 広幸 | コマザキ ヒロユキ | JBFA | 横井 達矢 |
2 | 3:51:20 | 小林 浩二 | コバヤシ コウジ | 小林 健一 | |
3 | 4:40:46 | 中島 茂典 | ナカシマ シゲノリ | NBMA | 杉村 淳一 |
4 | 5:00:34 | 村上 拓也 | ムラカミ タクヤ | 横浜中央走友会 | 藤澤 広明 |
5 | 5:10:26 | 木村 健三 | キムラ ケンゾウ | 桃パ | リー 学良 |
T13男子
1 | 3:23:18 | 塩川 昭彦 | シオカワ アキヒコ | NBMA二輪走 |
2 | 4:40:56 | 名越 直 | ナゴシ スナオ |
T11女子
1 | 4:12:24 | 青竹 レイ子 | アオタケ レイコ | 福井楽障クラブ | 尾幡 正子 | 小原 康之 |
2 | 4:45:11 | 藤原 由子 | フジワラ ユウコ | 大畠 駿 |
T12女子
1 | 3:33:00 | 西村 千香 | ニシムラ チカ | 岸和田健康クラ | 久冨 洋介 | |
2 | 4:12:49 | 林 かよみ | ハヤシ カヨミ | 長居わーわーず | 高椋 準司 | 松林 正樹 |
3 | 4:27:58 | 鎌松 美保子 | カママツ ミホコ | 長谷川 勝哉 | ||
4 | 5:11:23 | 中田 鈴子 | ナカタ スズコ | 長居わーわーず | 星野 淳子 | 黒栄 真美 |
東京学芸大学競技会に男子4選手出場
11月10日、第30回東京学芸大学競技会が、東京学芸大学総合グラウンドで行われた。
男子は4選手が5000m2組目に健常者の選手とともに出場した。T12の熊谷豊(32=三井住友海上)が2組2位でゴールし、T11の谷口真大(29=ダイアログインザダーク)と米岡聡(34=三井住友海上)はそれぞれ自己ベストを更新する走りを披露した。
一方、今年8月に行われた北海道マラソン男子視覚障がい者の部で優勝した高井俊治(33=D2C)は途中棄権となった。
熊谷 2位も悔しさあらわに
北海道マラソン男子視覚障がい者の部で2位となり、東京パラリンピックの推薦内定選手となった熊谷はフルマラソンと種目が異なる5000mでも安定したレースを披露した。
強い日差しが降り注ぐ中行われたレースだが、熊谷は序盤から常に先頭集団に立ち、レースを引っ張った。
北海道マラソンでは首位を譲った高井も走っていたが、「誰が走るではなく、設定タイム通りに運ぶことだけに集中していた」と熊谷は自分に集中していた。
終盤、原勇人(都日野台高)と熾烈な首位争いを繰り広げるが、最後に原の意地が勝り、15分34秒16の2位でゴールした。試合後、「強いて言えば、最後全体で1位になっていれば、社会人ベスト(15分30秒)も切れてたと思う。
気持ちで負けてたかな」と悔しさを見せた。
次に挑む大会は12月1日に行われる福岡国際マラソンだ。東京パラリンピックに向けて弾みをつけるべく、熊谷は得意なマラソンで今大会の悔しさを晴らす。
苦しさに負けず風邪にも負けず!!米岡も自己ベスト更新!!
「最後まであきらめずに走り切れました」。満足した表情を浮かべていた米岡の声はかすれていた。2日前に風邪をひき、レース中も咳き込みながら走っていた。
「3000m以降はかなり苦しかったが、そこであきらめずに最後まで走れた」と3000mから4000mでは、1周(400m)1分30秒前後で走っていることもあった。出場した組では最下位でゴールした。
米岡の自己ベストは17分48秒32だから15秒近くも更新した。「苦しくなってからちゃんとチャレンジするという気持ちを強く持って走ることを意識して走った」とレース後は笑顔だった。
伴走者の柳澤威臣(33)も「100点!!頑張ってました!!」と手放しで褒めた。米岡の強みを柳澤は「地道に一歩一歩着実に成長していくところ」と語る。
今後の課題は「2000mから4000mでへばってしまったこと」と振り返った米岡。課題を克服し、次のレースではさらに成長した姿をみせる。
画像3:自己ベストを更新した米岡(右)とサポートとして米岡を支えた伴走者の柳澤(左)
記事・写真 法政大学 藤原陸人
今月10日、11月にしては強い日差しが照りつけるなか、東京学芸大学で記録会が行われた。今回の記録会はIPC(国際パラリンピック委員会)の公認記録となる大会。
出場選手にとっては、タイムが世界ランクにも反映される重要な記録会ということもあり、レース前に入念なアップをする姿が印象的だった。
T13種目に出場した松本光代もその1人だ。「この記録会に照準を合わせ、疲労が残らないよう普段より走る量を減らして調整してきた。」と今回の記録会に懸ける意気込みを話していた松本。
競技を始めたのは3~4年前。中高生の時は短距離が専門、長距離はむしろ嫌いな方で、「長距離選手になるとは夢にも思っていなかった。多分、人生で一番走ってる。」と意外な一面も見せた。
自己ベストタイムの5分16秒の更新を目標に挑んだ今大会。
序盤は快調なペースで走りだしたが、中盤にかけて前を追っていた選手の失速につられてペースダウン。
ラスト400mあたりからは懸命な腕振りと大きなストライドを生かした力強い走りで再びペースを持ち直し、タイムは5分20秒を記録。
自己ベスト更新まであともう一歩のところで惜しくも目標達成とはならなかったが、最後まで決して諦めない、粘り強い走りを見せた。
試合後、松本は「ちょっとモヤモヤした気持ち。次は途中でスピードを落とさないようにしたい。」と悔しさをにじませつつも、次回への展望も語った。
夏のトレーニング成果が発揮され、最もタイムが出やすいとされるこの季節。12月の半ばに次のレースが控えている。
本人も語っていた「最後までペースが落ちない走り」を残り時間でいかに完成させるかが鍵となりそうだ。
画像1:ラスト150m付近でラストスパートをかける松本
PART3 男子編につづく
記事・写真 上智大学 太田原 みか
雲一つない空の下、11月10日に第30回東京学芸大学陸上競技会が開催された。
この大会は、小学生から社会人まで幅広い年代の選手が参加する大会であった。また、一般選手とブラインドの選手が同組で走るということも、この競技会の特徴だ。来年の2020年東京パラリンピックまで1年をきった今、新たな記録更新にも期待がかかる。
女子は、T11の井内 菜津美 選手、T12の和木 茉奈海 選手、T13の松本 光代 選手の3名が1500mに出場した。
まず、第1組目に出場したのは和木選手であった。2週間前にマラソンに出場したばかりだったが、この日はトラックのレースに挑んだ。「マラソンの方が得意。」と答えていた和木選手。6分10秒を目標に掲げた。1000mを過ぎたところから、ややペースが落ちてきた様子だったが、次回につなげていきたいと前向きにとらえていた。今回の反省を生かし、次の大会でさらによい走りをすることに期待したい。
画像1:和木選手(左)と後邊ガイド(右)
次の第2組目に出場したのは、井内選手と松本選手であった。
2018年のジャパンパラ陸上で5分36秒07という自己新記録を出した井内選手。今回の目標を聞くと、「5分35秒を出し、自身の記録を超えたい。」と意気込みを語ってくれた。また、今までは夜に練習をすることが多かったそうだが、今年の8月に、みずほフィナンシャルグループに入社したことをきっかけに、日中に練習することが増えた。レース当日はやや日差しがある天候だったが、「日中の練習を重ねているため、暑さはそこまで気にならない。」とも言っていた。さらに、上司も応援してくれている事が励みになっており、会社全体として、チームで頑張っていきたいという思いを述べていた。この日も、上司が応援に来ていたそうだ。多くの方からの応援がエネルギーになっているということを実感した。
タイムテーブルよりも少し遅れてのスタートとなったが、順調にペースを刻んで走っているようだった。しかし、ベストには届かず、悔しい結果となった。レース終了後に話を聞いたところ、「2週間前の記録会で良い記録が出たため、さらに上手く走ろうとした結果、出だしが硬くなってしまった。守りの姿勢になってしまった。」と自分の走りを振り返っていた。
井内選手が次回の目標としているのは、12月に山口県で開催される防府読売マラソンである。トラックとはまた違った難しさがあると思うが、自分にとってベストな走りができるよう、チーム一丸となってこれからも練習を積んでいく。私も引き続き、応援していきたい。
画像2:井内選手(左)と日野ガイド(右)
PART2 松本選手編に続く。
記事・写真 東京農業大学 田中 志穂
11月4日、気持ちのいい快晴が広がる大阪長居で「第22回 全国視覚障がい者駅伝大会」は開催された。
スタート前の準備時間に会ったのはナンバーカード24、アリマーズの2区山本さんと、伴走者の岸さんだ。2人は練習会で出会い、一緒に練習を重ね今大会に出場していた。
マラソンは個人競技だが、ブラインドマラソンは伴走者と2人で走るチームスポーツである。
「1人だと諦めてしまうときも、2人で走ることによって力が2倍になり、しんどい時に踏ん張れます。楽しく走りきることが目標です。」と山本さんは笑顔で語ってくれた。
写真1:アリマーズ2区の山本選手(左)と伴走者の渡辺さん。
いよいよ大会がスタート。ゲストランナーに中山竹通さん、増田明美さん、栁川春己さん、竹澤健介さんを迎え、共に走る場面も見られた。
この大会にはスタッフも欠かせない。周回コースの中間付近には給水所が設けられた。ブラインドランナーと伴走者、2人に水を渡し、「頑張ってください」と声をかける姿は一緒に大会を作っているのだという印象を受けた。
写真2:給水対応。スタッフも参加者の一人!
視覚障がいの部の優勝チームは、ナンバーカード22コーベパールだった。アンカーの今井さんは「去年は最後に自分が抜かれてしまい2位だったためとても悔しかった。今年は1位で渡ったタスキを優勝という形でゴールへ持っていけたことが嬉しい。」と語った。コーベパールの1区、谷口選手はJBMA強化選手にも選ばれている。いつもは個人で戦っている選手がタスキを繋ぎ、チームで喜び合う。駅伝大会ならではの笑顔が見られた瞬間だった。
写真3:優勝したコーベパールの皆さん
スタート前に取材したアリマーズは、27位という結果だった。しかしアンカーまでタスキをつなぎ、増田さんと共に笑顔でゴール。目標を達成した。
写真4 アリマーズのフィニッシュ
今大会、印象に残ったものは『笑顔』である。走っている途中もカメラを向けると笑顔で手を振る選手、走りきったあとの笑顔も眩しかった。大会の目標に、1位を目指すことだけではなく、笑顔で走ることや完走をあげたチームも多く、終始明るい雰囲気の大会であった。
写真5、6、7:多くの笑顔と共に
記事・写真 長崎 花奈子 Kanako Nagasaki
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