JBMA のすべての投稿

強化指定選手の紹介:高井 俊治 選手

強化指定選手の高井 俊治(タカイ トシハル)選手のプロフィールを公開しました。

現在、T13クラスの男子では唯一の強化指定選手となります。

今シーズン、5000mと10000mの自己ベストをマークしており、マラソンでの活躍も期待されます。

プロフィールは こちら を確認ください。

写真は強化合宿での距離走の様子。右から熊谷選手、高井選手、一人あけて堀越選手。

メディア掲載情報:パラサポ ニュース&トピックス

先日行われたジャパンパラ陸上競技大会のレポートがパラサポHPに掲載されました。

地元福島出身の選手も躍動した「2017ジャパンパラ陸上競技大会」イベントとの共催で見えた課題と収穫

協会常務理事の鈴木邦雄さんの写真も掲載されています。
本文はこちらのパラサポHPからご覧ください。

OSAKA EKIDEN in 長居2017 兼 第20回視覚障がい者駅伝大会:エントリー数

10月22日(日曜)に開催されるOSAKA EKIDEN in長居2017 兼 第20回全国視覚障がい者駅伝大会のエントリー数が確定しました。

一般(含む混成) 29チーム
視覚障がい 25チーム
視覚特別支援学校 6チーム
ゲスト・強化 5チーム
合計 65チーム

おかげさまで過去最高の申込数となりました。お申込みいただきありがとうございました。

10月11日頃に代表者の方へ参加通知をお送りいたします。今しばらくお待ちください。
皆さんをお迎えできることを楽しみにしています。
今後も大会に関する情報をお届けしていきます。

10月代々木練習会 報告

絶好の秋晴れの下、10月1日(日曜)に定例代々木練習会が行われました。

本格的なマラソンシーズンに向けて、有志による3時間走が行われ、見事に完走しました。
爽やかな秋風の中、大会に向けたトレーニングを順調に行うことができました。
 
今回も約130名と多くの方に参加いただき、無事に終了いたしました。
次回は11月5日に開催いたします。多くの方のご参加をお待ちしています。
 
写真:練習会の集合時の様子(写真だけでも60名くらいいます)

RKBラジオまつり「道下美里物語」:観覧者募集

RKB毎日放送(本社:福岡県福岡市)主催で、10月21日(土曜)22日(日曜)の2日間に渡り「ラジオまつり」が開催されます。
今年は人気企画の1つ「山田雅人のかたりの世界」で道下美里選手について語っていただくことになりました。

日時:10月22日(日曜)13時から14時
場所:福岡タワー2Fホール
演目:『リオデジャネイロパラリンピック銀メダリスト 道下美里物語』
出演:山田雅人 ※道下選手の出演はありません。

現在、観覧者を募集しています。入場無料・事前申し込み制となります。
申込方法
1、電話092-852-6666(平日10時~17時)
2、ハガキ(裏面に住所・氏名・年齢・電話番号・4名までの参加希望人数をご記入ください)
住所 〒814-8585 RKBラジオ まで郵送
3、HPから応募フォームに従って

RKBラジオのHPに詳細の案内と応募フォームがありますので、こちらをご確認ください。
申込み締め切りは10月11日(水曜)必着。定員120名となりますので、興味のある方はお早めに申込みください。

『風が吹いたり、花が散ったり』(講談社)著者:朝倉宏景さん インタビュー(広報インターン記事)

自分の知らない世界、かかわりのない人、面倒に思えること。そういうものには目を向けずに、「私」の世界からシャットアウトする。そうやって自分を守り、自分の居心地の良い範囲だけで生きていく。そうすることができたなら、どんなに楽だろう。でも――。どんなにむなしいだろう。

 

そんな狭い世界も、凝り固まった価値観も、たった一つの出会いから変わり始めることがある。

 

『風が吹いたり、花が散ったり』はまさにそう感じさせてくれる作品だ。ある過去を背負い人生に悩むフリーターの亮磨が、視覚障がい者のさち、そしてブラインドマラソンと出会い、悩みながらも一歩ずつ前に進んでいく姿を描いた本作。執筆にあたって、ブラインドマラソンをテーマに設定した経緯やそこに込められた思いとは。著者である朝倉宏景さんご本人にお話を伺った。

 

――作家になられたきっかけは何でしょうか

講談社の新人賞を受賞したのがきっかけなのですが、もともと大学生くらいのときから投稿を続けていて。受賞まで7年くらいかかったのですが、途中就職をしたりもしながら27歳でデビューしました。

 

――今作『風が吹いたり、花が散ったり』でブラインドマラソンを題材に選ばれた理由を教えてください

趣味がジョギングで結構走っているのですが、光が丘公園を走っていたときに初めて視覚障がいの方と伴走者の方がペアで走っているのを見たんですね。しかもすごく速くて、追いつけないレベルで走ってらっしゃって。それを見て、どんな競技なんだろうと興味を持ったのがきっかけですね。それで色々調べ始めました。

 

――それ以前にブラインドマラソンのことはご存知でしたか

存在自体は知っていたのですが、深く調べようとまでは思っていなかったです。ただ実際に走っているところを見て、すごい競技だなと思って。

 

――ほかにもたくさん障がい者スポーツ競技はありますが、ブラインドマラソンだった理由は他にありますか

調べていて、信頼関係というのがすごく大事な競技だなと思いました。もし仮に視覚障がいの方が全盲だったりすると、完全に見えないわけですから全幅の信頼をガイドの人にゆだねないといけない、またガイドの人もメインは競技者なので途中で止まることは許されないし。そういうお互いの信頼関係を描ければ、小説としてすごく深みが出るな、そこを掘り下げていけば良いテーマになるなと思ったのが理由ですかね。

 

――トラック競技ではなく、マラソンに焦点を当てたのもそういった理由からでしょうか

そうですね、少しここは小説的な話になってしまうのですがトラック競技だとやっぱり少し短いですよね。それだと心理的な駆け引きとかやり取りというのが伝わりにくいと思いました。しかも伴走者は途中で交代することができるので、この3人の間にきっとドラマが生まれるんじゃないかなと思ってマラソンの方を選びました。

 

――競技について調べていく中で特に印象的だったことは何でしょうか

調べ始めて最初にチェックしたのが、道下美里選手(三井住友海上)というリオで銀メダルと獲られた方なのですが、まず一番にめちゃくちゃ速いということに驚きました。ベストだとフルマラソンで3時間切るタイムを持っていて、それに加えてご本人がすごく明るいというのが印象的で。病気で視覚障がいになられたわけなので、当然葛藤もあるだろうし辛いこともあるんだろうし。でもその人柄に惹かれたというか、主人公と一緒に走るさちというキャラクターにイメージが重なる部分がありました。テレビのドキュメンタリー番組で、初めて道下選手の伴走をやった方がご本人はすごく走力もある方なのに途中で脱水状態になってリタイアしてしまったという場面を見たんです。それを見てすごく責任があるし、相手のことばっかり考えて自分のことをおろそかにしてもダメだと思って。しかも伴走が2人いて3人でチームとなると、責任が分散するわけじゃなくて人が関われば関わるほど、どんどん責任が重くなっていくということがわかりました。そういう部分が奥が深いなと思いました。

 

――本を読ませていただいてさちのキャラクターが道下選手に重なるように感じたのですが、モデルにされた部分もありますか

そうですね、若干そういう部分はあると思います。明るい点というか、何事にも負けない精神力は参考になりました。

 

――実際に伴走やアイマスク体験もされたということですが、いかがでしたか

まずアイマスク体験は、予想はしていたのですがそれよりもはるかに怖くて。歩くこともままならないのに、ましてやこれで全力で走るとなると本当に隣の人を信頼しきらないとできないんだなと思いました。あとは、ガイドは口の反射神経が求められるというか。「そこ水たまりあるから1メートル左」とか「90度右に曲がる」とか具体的な指示を出さないと、「そっち行きます」とかじゃ全然通じない訳で。その反射神経はすごいなと思いましたね。

 

――さちのキャラクターを設定する際に、障がいを後天的なものにした理由は何かありますか

うーん、そうですね。先天的に見えないことと、後天的に見えなくなることって格段に差があると思うんですね。小説的なことで言うと、すごく安易な言葉ですが見えていたものが見えなくなるところに苦悩とか葛藤がより生まれてくると思ったので後天的なものにしました。

 

――クライマックスで描かれるかすみがうらマラソンは実在する大会ですが、その取材もされたのでしょうか

大会当日には行ったことはないのですが、何でもない日に車でコースを回って実際にどういうものがあるのか、視覚的に何が見えるのかをチェックしました。例えば蓮の畑が広がっているなとか、霞ヶ浦が遠くに見えるなとか。そういうことが知れたのは大きかったと思います。

 

――作品の中には社会的に生きにくさを感じるキャラクターが多く登場しました。この作品の中で一番伝えたかったことは何でしょうか

我々が社会で生きていれば、当然障がいがある方もいたり健常者がいたり、性格的にいろいろな欠点があったり、長所があったりします。そういう色々な価値観がある中で社会を構成していく中で、色々な人が補い合っていける社会、そういった社会に少しでもなればなという理想は持っています。でも実際この社会を見ているとなかなか上手くはいかないなというのは感じますよね。例えばアメリカとかを見てみても人種差別の問題などは近年話題になっていますし、日本でもなかなか見えにくいけど表面の裏にはそういう面が多々あるなとは感じているので。理想ですが、そういった社会が変わっていけばいいなという思いはあります。

 

――主人公を含め、私たち大学生と同じ19~22歳くらいのキャラクターが物語の核となっていますが、年齢設定について何かこだわりはありましたか

今までも高校生くらいから20代前半までの登場人物を描くことが多くて。なぜかというとやっぱり一番揺れる時期、成長する時期でもありますし、その成長の裏には絶対不安だったり悩みだったりというのが必ずある世代だろうなと思うからですかね。

 

――今作を読んだ若い世代の方々にはどういうことを感じ、どういったことを考えていってほしいですか

自分の若いころを振り返ってみると、自分の価値観ばっかりになる世代かなと思うんです。ただ少し立ち止まって周りを見てほしいなと。例えば会社に入ったら色々な価値観を持った人とチームを組んで仕事をやらないといけない場面もあると思うので。色々な考え方をもっている人がいるということに気づいてほしいなと思います。

 

――今作を書いて、ご自身の中で何か変わったことはありますか

街で視覚障がいの方を見かけても、前は声をかけるべきかどうか迷って結局かけない、ということもあったのですが、困ってそうだったら声をかけるようにしたいと思うようになりましたね。

 

――視覚障がいがある方には、今作をどのように読んでほしいと考えていますか

それがちょっと不安なところがあって。自分は当事者ではないので窮極を言うとやっぱりわからないんですよ、当事者の方がどう感じるかというのは。なのですごく怖いなという点はありますね。少しでも前向きな気持ちになってもらえれば、というのも傲慢なので…ちょっと何とも言えないですね、難しいです。

 

――自分とは異なるキャラクターを描いていく中で、何に一番気づかいをされますか

その人には完全にはなりきれない訳なのですが、完全には理解しきれないまでも最大限理解しようという点で資料を読んだり、取材に行ったり、話を聞いたりということは考えていますね。

 

――物語の中でご自身の一番近いキャラクターは誰でしょうか

近いのはやっぱり亮磨ですかね。人とコミュニケーションを取るのが苦手だったり、色々なことに二の足を踏んでしまったりとかそういう部分が似てるかなと思います。

 

――今作には恋愛要素も含まれていますが、当初から決めていたのでしょうか

そうですね。伴走が2人までつけられる、男女でも良いということだったのでこれは恋愛しかないでしょう、と(笑)。やっぱり一番は楽しめるエンタメ小説なので何か盛り上がるところが欲しいなと思いました。

 

――読者のレビューの中にもメッセージ性に関するものと同じくらい、読みやすさという点も多く挙げられていました

やっぱりリーダビリティ、読みやすさというのは一番に考えています。それプラス何かお土産というか、感じ取ってもらえるものがあれば良いかなと思って書いています。

 

――次回作の構想はもう出来上がっていますか

短編なのですが、ラップのフリースタイルバトルをテーマに書こうと思っています。テレビで見たのですが、お互いにここだけは譲れないという部分がある熱い世界なんです。即興で相手が言ったことに返しつつ、韻も踏むのでそれも口の反射神経かなと思います。

 

――では最後に読者の方にメッセージをお願いします

何というか、自分でまずシャッターを下ろさないようにしてほしいなと思います。それはすごくもったいないことだと思うし、自分とあの人は違うんだとなってしまった時点でその後の発展がないというか試合終了になってしまうと思うので。嫌いだったり、苦手だったりしてもノックくらいはしても良いんじゃないかなということが伝わればいいなと思います。

 

取材・編集 早稲田スポーツ新聞会 太田萌枝 平野紘揮

 

著者プロフィール(本著より抜粋)

朝倉宏景(あさくら・ひろかげ)

1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。会社員となるがその後退職し、現在はアルバイトをしながら執筆活動を続けている。2012年『白球アフロ』(講談社文庫)で第7回小説現代長編新人奨励賞を受賞。選考委員の伊集院静氏。角田光代氏から激賞された同作は、2013年に刊行され話題を呼んだ。他の著書に『野球部ひとり』(講談社文庫)、『つよく結べ、ポニーテール』(講談社)がある。

2017ジャパンパラ:国際クラス分け:終了

ジャパンパラに先立ち、視覚障がいの国際クラス分けが9月21日(木曜)、22日(金曜)の2日間に渡り、
福島県立医科大学付属病院を会場として行われました。

「クラス分け」とは選手個々によって異なる障がいの程度を、同程度のクラス(カテゴリー)に分類し、より平等・公平を期すために実施され、クラス別に競技を行うパラスポーツの根幹を成す部分です。

視覚障がいのクラスはT11からT13の3クラスとなります。
国際クラス分けでは、「クラシファイヤー」と言ってIPCの資格を取得したIPC公認の「国際クラシファイヤー」が選手の視力や視野など目の状況を検査してクラスを判定します。

国際大会の参加を目指して競技を行うためには、国際クラス分けの診断を受ける必要があり、陸上競技としては2013年のジャパンパラ山口大会以来の国内での実施となりました。

写真:国際クラス分けスタッフ集合 前列:国際クラシファイアーの皆さん、後列:協力いただいたドクター、ORTの皆さんなど

2日間に渡って行われた国際クラス分けでは、26名が診断を受け、クラスステイタスをもらいました。
クラスステイタスはN=NEW、R=REVIEW、C=Confirmedがあります。

IPCへ登録してまだ1回も国際クラス分けを受けたことがない選手はN。

国際クラス分けの判定でRかCをもらうことになります。

Rは選手の視覚(視力・視野)が今後、変動する可能性がある選手となり、次回の国際クラス分けまでの猶予期間として2年か4年をもらうことになりますが、猶予期間がつかないただのRもあります。
その場合、次回参加する国際大会でクラス分けを受ける必要があります。

Cは選手の視覚(視力・視野)が今後、変わらないことを意味し、クラス確定となります。
パラリンピックの参加資格はCかRでも猶予期間が付く選手となります。

今回の国際クラス分けでは、Cが6名、R2019が5名、R2021が15名という結果となりました。

クラスステイタスのRかCの選手のみが国際ランキングに掲載される対象選手となり、ジャパンパラの結果から国際ランキングに自分の名前が掲載されることになります。これからは、一つでもランキングを上げるために、更に競技力の向上に励むことになるでしょう。

多くの方々の協力のお陰で、無事に国際クラス分けを終了することができました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
更なる選手の活躍をご期待ください。

この事業は日本財団パラリンピックサポートセンター助成事業として実施いたしました。

2017ジャパンパラ:選手コメント 二日目/9月24日

和田選手コメント/T11男子800m1位 2:07.12 NAR NNR NGR
今回のジャパラに向けて、7月世界パラ陸上後、絶対的なスピードをあげるためのトレーニングを重視してきました。
世界のライバルたちとのスピードの差を埋められるよう、取り組んできました。その成果を発揮でき、大変よかったと思います。
また、昨年度のリオパラの頃から、有給が尽きてしまい、欠勤しながら国内・海外遠征をせざるを得なくなり、そのような欠勤生活も2年目となりました。
今回の福島への遠征も欠勤を絡めながらの遠征となりましたが、給料を引かれてるんだから必ず何らかの結果は出したい、何もなく帰れないと、今回も気合い十分で挑めて、体も心もよく反応してくれました。
1500で大会新、800でアジア新をマークできたことが本当によかったです。
今回、急遽ガイドをお願いしました村上康則さん(富士通)は、日本陸上界でトップの実績を持たれている方で、快くレース伴走を引き受けていただき、
記録更新へと導いていただけました。大変感謝しています。
 
写真:T11男子800mで3年ぶりの自己記録を更新した和田選手と村上ガイド
 
谷口選手コメント/T11男子5000m1位 16:25.49
今回のレースは、フォームやリズムといった走りの細部にこだわったレースができました。
記録としては目標には届きませんでしたが、最後まで目的を達成する走りができたことは評価したいと思います。
 
米岡選手コメント/T11男子5000m3位 18:46.41
昨日の1500mの反省から、序盤積極的に入っていったが、中盤以降うまく噛み合わなかった。
春から夏にかけての成果を試合で示したかったが、無念でした。
しっかりと今回の内容、結果を分析して、次は結果を出したい。
 
福原選手コメント/T11男子5000m4位 19:51.13
結果タイムは、強化選手としては恥ずかしい記録ですが、20年競技を続け、間も無く50歳を迎える自分にとっては、今の力を出せた大会でした。
仲間がこれからも切磋琢磨して強くなるよう、自分にできることで関わっていきたいと思っています。応援ありがとうございました。
 
堀越選手コメント/T12男子5000m1位 15:36.19
応援やサポート本当にありがとうございました。今回の目標は、最低15分30秒を切りでしたが、結果は15分36秒と、最低限のタイムで走ることすらできませんでした。積極性を欠き、先頭のペースダウンへの対応が遅れた点や、3000mから4000mのペースが落ちてしまったことが大きな反省点です。充実したサポートを受けている強化選手である以上、日々のトレーニングをしっかり行うことは至極当然ですが、何よりレースで結果を残すことが何より大切だと思います。そのような立場であるにもかかわらず、結果を出すことができず申し訳ありません。これからマラソンシーズンに入りますが、今一度真摯に競技と向き合い、マラソンで結果が残せるように頑張りますので、ご声援をよろしくお願いいたします。
 
熊谷選手コメント/T12男子10000m1位 32:56.22 NGR、T12男子5000m2位 16:00.59
10000mでは、知的障がいのクラスと一緒に走り、一定のペースで走らせて貰えない状況でしたが、最後まで粘り32分台で走ることが出来ました。
5000mでは0.5秒押し切ることが出来ず16分00秒でした。
 
山下選手コメント/T12男子5000m3位 17:30.58
自己ベストを更新することができました。しかし、目標としていたタイムには届かなかったので、レース内容や練習内容を見直し改善して、引き続き記録更新を目指したいと思います。
応援ありがとうございました。
 
写真:T12男子5000mの表彰式。左から熊谷選手、堀越選手
 
高井選手コメント/T13男子5000m1位 16:13.68 NAR NGR
23日に比べて気温も上がり、最低でもアジア記録の更新を目標にスタート。序盤から自分でペースを作りスタートした。
10000mの疲れもあり思うようには動かせなかったが最後は気持ちで動かして記録更新できたことで、次のレースに繋がると思う。
今日のレースもスピード強化から得られた結果で今までやってきた練習が間違いないと証明でき満足感でいっぱいのレースとなった。
 
金野選手コメント/T11女子5000m1位 21:16.79 NAR NNR NGR
今回シーズン4度目のトラックレースでしたが、ようやく自分の目標に近い走りができました。
その結果、T11女子アジア記録、日本記録を後進することができて、とてもうれしいです。
タイムはまだまだ満足できるものではないので、これからもあきらめずに記録更新を目指して頑張りたいです。
 
井内選手コメント/T11女子5000m2位 21:44.49
5000mの目標は2日目で疲労がある中で自己ベストを出すことだったので、達成できて良かったです。
新たな課題も見つかったので、これからさらに強くなれるように練習に励みたいです。
 
写真:T11女子5000mの表彰式。左から日野ガイド、井内選手、アジア記録更新の金野選手、松浦ガイド
 
道下選手コメント/T12女子5000m1位 19:15.82 NAR NGR
18分台を狙って走りましたが、2000から4000でタイム維持できず目標をクリアできませんでした。
しかしラストは粘りタイムを戻すことができたので、この粘りをマラソンで生かせるようにまた頑張りたいと思います。応援本当にありがとうございました。
 
藤井選手コメント/T12女子1500m1位 5:39.85、T12女子5000m2位 20:47.48
1500mは5分50秒切りを目指していました。井内さんに付いていきゴールしたら40秒も切れていて 自分でもびっくりしています。
5000mは安田コーチの21分切りという言葉に自信はありませんでしたが励みにもなりました。青木さんに付いていき 自分のペースを守るよう気をつけ 後半は落とさないようにと必死でした。
すると 自分でもびっくりするようなタイムがでました。今回も仲間の力を借りて自己ベストをだすことができました。
 
青木選手コメント/T12女子5000m3位 20:58.98
目標としていた自己ベスト更新することができました。
日々の練習にサポートいただいているみなさんの力があっての結果だと思っています。次の目標にむけて頑張ります。
 
西島選手コメント//T12女子1500mDQ、T12女子5000m4位 22:02.14
体調不良でこの夏まったく練習できない日々が続きましたがその中でも力を出し切れたと思います。
練習不足の差が出ましたが、このままでは終われないという気持ちが強く湧き出てきました。
心肺機能が落ちているので積極的にスピード練習を入れ、早く元のレベルに戻してさらにパワーアップできるように頑張ります。

 

松本選手コメント/T13女子1500m1位 5:27.90 NGR、T13女子800m1位 2:39.33 NAR NGR

今回の大会の1500mは5分30秒を切りを、800mは2分40秒切りを目標にしていたので、 目標を達成し大会記録を出せとても嬉しく思っています。もう少しで日本記録で惜しかったなという気持ちもあり、次の大会では自己新と共に日本記録を目標に頑張りたいと思います

2017ジャパンパラ:大会結果 二日目/9月24日

T11男子800m
1位 和田 伸也 ガイド:村上 康則 賀茂川パートナーズ 2:07.12 NAR NNR NGR
2位 唐澤 剣也 ガイド:池澤 暁 JBMA 2:10.26
 
T12男子800m
1位 太田 考紀 あぶくまAC 2:17.99
 
T13男子800m
1位 立木 勇弥 筑波大付視覚特支 2:16.94
 
T11男子5000m
1位 谷口 真大 ガイド:松垣 省吾 JBMA 16:25.49
2位 加治佐 博昭 ガイド:豊島 聡 JBMA 18:14.41
3位 米岡 聡 ガイド:樋口 裕介 三井住友海上火災保険 18:46.41
4位 福原 良英 ガイド:鈴木 健 JBMA 19:51.13
 
T12男子5000m
1位 堀越 信司 NTT西日本 15:36.19
2位 熊谷 豊 三井住友海上火災保険 16:00.59
3位 山下 慎治 ガイド:今井 康太 OBRC 17:30.58
 
T13男子5000m
1位 髙井 俊治 JBMA 16:13.68 NAR NGR
 
T11女子800m
1位 中 麻 ガイド:田中 裕理 賀茂川パートナーズ 3:25.57
 
T13女子800m
1位 松本 光代 JBMA 2:39.33 NAR NGR
2位 柏原 未知 one's Para AC 2:42.97 NGR
3位 神谷 歩未 筑波大付視覚特支 3:08.07
 
T11女子5000m
1位 金野 由美子 ガイド:松浦 幸雄 JBMA 21:16.79 NAR NNR NGR
2位 井内 菜津美 ガイド:日野 未奈子 わかさ生活 21:44.49
 
T12女子5000m
1位 道下 美里 ガイド:北村 拓也 三井住友海上 19:15.82 NAR NGR
2位 藤井 由美子 ガイド:上島 学 びわこタイマーズ 20:47.48
3位 青木 洋子 ガイド:片山 麻美 JBMA 20:58.98
4位 西島 美保子 ガイド:溝渕 学 JBMA 22:02.14
 
T13女子5000m
1位 梶木 あや乃 兵庫パラ陸協 21:20.69 NNR NGR
 
NAR:アジア新記録、NNR:日本新記録、NGR:大会新記録

2017ジャパンパラ:選手コメント 初日/9月23日

米岡選手コメント/T11男子1500m4位 4:56.06 
今日は入りからもっと積極的にいき、自己新を出すつもりだったが、攻めきれなかった。24日の5000mは弱気にならず、攻め、自己新を狙いたい。
 
写真:T11男子1500の表彰。左から池澤ガイド、2位の唐澤選手、村上ガイド、優勝の和田選手、松垣ガイド、3位の谷口選手
 
岡村選手コメント/T12男子10000m2位 33:49.28
現段階では力を出し切っで走ることができたとともに、もっとタイムを短縮できるだけの手応えを感じることができました。また、昨年のリオパラリンピック以降、ブランクがありましたが、今年12月に予定しているマラソン復帰に向けとてもよいスピード強化になったと思います。
 
高井選手コメント/T13男子10000m優勝 33:06.07  NAR
2週間前の強化合宿の距離走で内臓疲労を起こし、1週間思うような練習が出来なかったが残りの1週間でやれることをやり切り、いい状態でジャパラを迎えることができた。今回は気温も高くなく積極的な走りで前半から走ることができ、自己ベスト33分28秒と昨年のジャパラで更新した33分50秒を大幅に更新でき、スピード強化が実ったレースとなった。24日の5000mも積極的に走りたい。
 
写真:T13男子10000mでアジア新記録で優勝した高井選手

松本選手コメント/T13女子1500m優勝 5:27.90 NGR
今回の大会の1500mは、5分30秒を切ることを目標にしていたので、目標を達成し大会記録を出せとても嬉しく思っています。もう少しで日本記録だったので悔しい気持ちもあり、次の大会では自己新と共に日本記録を目標に頑張りたいです。
 
写真:T13女子1500mで大会新記録で優勝した松本選手
 
井内選手コメント/T11女子1500m優勝 5:41.73 NNR NGR
北海道マラソンが終わっってから今まで集中して練習を積み重ねてこられたことがこの結果に繋がりました。これからもっと飛躍できるようにまた集中して走りたいです。
 
写真:T11女子1500mを日本新記録で優勝した井内選手と日野ガイド
 

2017ジャパンパラ:大会結果 初日/9月23日

T11男子10000m
1位 加治佐 博昭 ガイド:豊島 聡 JBMA 37:38.62
 
T12男子10000m
1位 熊谷 豊 三井住友海上火災保険 32:56.22 NGR
2位 岡村 正広 RUNWEB 33:49.28
3位 スピート  イーアン ガイド:長友 諭 宮崎県身障陸協 36:40.65
 
T13男子10000m
1位 髙井 俊治 JBMA 33:06.07 NAR
 
T11男子1500m
1位 和田 伸也 ガイド:村上 康則 賀茂川パートナーズ 4:19.60 NGR
2位 唐澤 剣也 ガイド:池澤 暁 JBMA 4:27.55
3位 谷口 真大 ガイド:松垣 省吾 JBMA 4:30.75
4位 米岡 聡 ガイド:樋口 裕介 三井住友海上火災保険 4:56.06
5位 高橋 勇市 ガイド:千島 悠司 三菱商事 5:01.86
 
T12男子1500m
1位 太田 考紀 あぶくまAC 4:43.47
T13男子1500m
1位 立木 勇弥 筑波大付視覚特支 4:58.53
2位 間嶋 直樹 大阪パラ陸協 5:41.59

T11女子1500m
1位 井内 菜津美 ガイド:日野 未奈子 わかさ生活 5:41.73 NNR NGR
2位 髙島 洋子 ガイド:出田 優斗 関東パラ陸協 6:32.19
3位 安部 直美 ガイド:藤原 慎太郎 JBMA 6:43.87
 
T12女子1500m
1位 藤井 由美子 ガイド:上島 学 びわこタイマーズ 5:39.85
DQ 西島 美保子 ガイド:溝渕 学 JBMA
 
T13女子1500m
1位 松本 光代 JBMA 5:27.90 NGR
2位 柏原 未知 one's Para AC 5:34.19 NGR
3位 梶木 あや乃 兵庫パラ陸協 5:48.13
4位 神谷 歩未 筑波大付視覚特支 6:29.08
 
NAR:アジア新記録、NNR:日本新記録、NGR:大会新記録

2017ジャパンパラ:日本記録一覧 ブラインド種目800m~10000m

明日からジャパンパラ陸上競技大会が始まります。ブラインドの中距離、長距離種目ではいくつの記録が更新されるでしょうか。
種目毎に世界、アジア、日本、大会記録の順で記載します。記録保持者が日本人であれば、氏名も記載しています。
 
男子800m
T11 世1:58.47、ア2:09.11、日2:08.27和田伸也、大2:08.27和田伸也
T12 世1:50.02、ア2:00.80、日2:02.39堀越信司、大2:02.39堀越信司
T13 世1:50.70、ア1:53.20、日1:59.44安西飛呂、大2:11.35籾山博志
 
女子800m
T11 世2:17.66、ア2:19.44、日2:43.85鳥越玲那、大2:51.57鳥越玲那
T13 世2:03.18、ア2:41.72柏原未知、日2:38.36佐々木真菜、大2:44.31佐々木真菜
 
男子1500m
T11 世3:58.37、ア4:10.05、日4:15.62和田伸也、大4:19.94和田伸也
T12 世3:48.31、ア4:04.62堀越信司、日4:04.62堀越信司、大4:07.38堀越信司
T13 世3:48.29、ア4:03.94、日4:13.44堀越信司、大4:23.50堀越信司
 
女子1500m
T11 世4:38.92、ア4:38.92、日5:50.75井内菜津美、大5:54.31益田美喜子
T12 世4:19.20、ア4:55.91、日5:12.73中野美里、大5:12.73中野美里
T13 世4:05.27、ア5:16.91、日5:27.63柏原未知、大5:40.63佐々木真菜
 
男子5000m
T11 世15:11.07、ア15:53.47、日15:50.87和田伸也、大16:12.72和田伸也
T12 世13:53.76、ア14:48.89堀越信司、日14:48.89堀越信司、大15:11.05堀越信司
T13 世14:20.69、ア16:15.47、日15:43.75岡村正広、大16:33.15堀越信司
 
女子5000m
T11 世18:14.27、ア21:35.23金野由美子、日21:26.25金野由美子、大21:26.25金野由美子
T12 世17:50.45、ア19:23.58道下美里、日19:10.66道下美里、大19.38.33道下美里
T13 世15:07.19、ア該当なし、日22:33.59梶木あや乃、大22:33.59梶木あや乃
 
男子10000m
T11 世31:37.25、ア34:21.89和田伸也、日34:21.89和田伸也、大34:42.02和田伸也
T12 世29:38.85、ア32:46.40堀越信司、日32:12.46岡村正広、大33:39.29岡村正広
T13 世31:41.85、ア35:27.79、日31:57.24岡村正広、大32:29.91岡村正広

ふくしまスポーツフェスティバル2017開催のお知らせ

23日のからのジャパンパラに合わせて、会場周辺にてふくしまスポーツフェスティバル2017が開催されます。
福島にゆかりにあるスポーツ選手のトークショーと共に、パラ競技の体験など様々なイベントが行われます。ブラインドマラソンも「目隠しウォーキング」としてイベントに協力し、鈴木邦雄さんが講師を務めます。
多くの方々のご来場をお待ちしています。
 
日時:9月23日(土)10:00~17:00 24日(日)10:00~16:00
場所:あづま総合運動公園 とうほう・みんなのスタジアム前 モニュメント広場
詳細はイベントのHPをご確認ください。こちら