T13男子5000mが実施された。お昼だが気温は18度と涼しい。
エントリー8名のうち2016リオパラリンピックのチャンピオンのケニアのキルワが欠場し7名が出場。
うちT12クラスが3名、T13クラスが4名となり、T12クラスは全員が単独走の選手のため、伴走者と共に走る選手がいないレースとなった。
エルアミンに異変が見られたのは残り4周となった3400m過ぎ。表情がゆがみ出し、動きに硬さが見られるようになってきた。
4000mを11分29秒で通過するも、明らかに後続との差が詰まってくる。
4200m手前で2位集団をベニブラヒムが引っ張り始めると一気に差が詰まり、4200m過ぎには後続の3名
写真:レースを止めたエルアミン
ここで3位にカナダのアレットが浮上。なおも鮮烈なスパートで先頭を追いかける。
ラスト100mをベニフラヒムとアロウイが肩を並べて同時に通過し、スパートの掛け合いに。
アロウイが秒差で続く。記録は優勝が14分20秒69、2位が14分21秒69。
3位にはアレットがなだれ込み、アレットのラスト1周のラップは61秒と見事な追い込みであった。
順位、氏名、国名、クラス、記録の順番。
1位 ベニブラヒム モロッコ T13 14分20秒69 世界新
2位 アロウイ チュニジア T13 14分21秒69
3位 アレット カナダ T13 14分23秒24
4位 コスケイ ケニア T12 14分24秒48
5位 ウィテツキー ポーランド T13 15分00秒10
6位 ベレジアク ウクライナ T13 15分16秒78
DNF エルアミン モロッコ T12















































