2023年度:強化指定選手制度について
JBMAでは、記録を目指して頑張っているブラインドランナーが国際大会等で活躍できるよう強化選手制度を設けています。
一緒にパラリンピックを目指しましょう!
制度の目的
- 障がい者アスリートとしての誇りを持ち、パラリンピック等の国際大会でのメダル獲得を目指し競技力向上に専心できる有力選手を協会の「強化指定選手」に指名し、指定選手の強化を通して日本全体のレベル向上につなげる。
- 次世代選手を積極的に指定することで、「強化指定選手」との世代間交流を図り、合宿等の機会を通して、早期から効果的なトレーニング法や望ましい競技者生活習慣等の習得を図り、国際大会を目指す競技者としての動機づけにつなげる。
強化指定選手指定期間
2023年4月1日~2024年3月31日
指定基準
強化指定選手となる認定基準
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JBMAの会員であり、IPC登録をしていること(登録する意思があること)。
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過去2年間(2020年4月1日以降)に開催された各種大会において次の成績及び記録を収めた選手。
※特に指定のない場合、マラソンでの成績及び記録。記録は陸連の未公認大会も参考とする。
◆A指定選手
- 期間内の国際大会にてメダルを獲得した選手(トラック種目の中・長距離を含む)
- 男子 クラス共通:2時間25分00秒未満
- 女子 クラス共通:3時間00分00秒未満
◆B指定選手
- 男子 クラス共通:2時間57分00秒未満
- 女子 クラス共通:3時間35分00秒未満
- 男女共通:期間内の国際大会(マラソン)に出場した選手
◆C指定選手
- 男女共通:期間内の国際大会(トラック種目800m~10000m)に出場した選手
- 男子 ハーフマラソン1時間20分00秒未満、10000m(10k)37分00秒未満、5000m(5k)18分00秒未満
- 女子 ハーフマラソン1時間43分00秒未満、10000m(10k)47分00秒未満、5000m(5k)23分00秒未満
- 23歳未満男子(ジュニア)クラス共通:1500m5分00秒未満、5000m19分00秒未満
- 23歳未満女子(ジュニア)クラス共通:1500m6分00秒未満、5000m23分00秒未満
- その他 強化委員会の推薦する選手
指定選手の決定
1.強化指定選手は選手強化担当が推薦し、強化委員会で認定する
2.強化指定選手の認定にあたっては、選手に意思確認を行う。
強化指定選手の遵守事項
1.強化合宿への参加(年間2/3回程度の参加)。
2.各種大会出場の際は、大会1カ月前までに参加する大会及び種目、大会終了後は、速やかに記録及び成績をJBMA事務局へ報告する(未公認大会も含む)。
3.JPCが定めるメディカルチェックを履行すること。
個人情報の取り扱い
- JSC、JPC等の統括団体と個人情報の共同利用を実施する。
その他
- 強化指定の基準については、原則1年毎に見直し、都度強化委員会で承認する。
- 強化指定選手の昇格及び降格等については、1年毎に見直し、都度強化委員会で認定する。
注1)上記文中の国際大会とはパラリンピック、WPA世界選手権、WPAワールドカップとする。
注2)上記文中の強化委員会とは、JBMAの理事会が承認した強化委員会とする。