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リオ2016パラリンピック 堀越信司選手インタビュー

堀越選手写真
– パラリンピック出場が決まった時のお気持ちを教えてください
堀越
去年の4月に推薦の第一位ということが決まっていたのですが、それから1年数か月の空白期間があったのでようやく決まってよかったなというのが一番大きなところですね。
– リオで楽しみなことはありますか
堀越走るのが一番楽しみです。
– 暑さ対策などは何か考えていますか
堀越リオに向けて暑い中走るなど特別なことは特にやっていなくて、現地に入って気象状況をうまく把握していって自分なりに何か対策を立てていくしかないのかなと思っています。情報がなさすぎてわからないですね。この前の代表合宿中にも気象の話にはなったのですが、去年の9月18日の気温が38度ということや一方で雨が降ったら寒いということを聞きました。当日どうなるかは本当にわからないので、今から対策となると逆に難しいのかなと思いますね。暑いと思って暑い中で練習しすぎても駄目ですし、逆に涼しいことを想定して涼しい場所ばかりで練習しても現地に行って疲労が出てしまうことがあるので、特に気候のことは考えずにオーソドックスな練習を淡々と重ねています。
– 開幕まで1か月となりましたがいまの調子はいかがですか
堀越いまは一番疲れている時期で練習をしていても全然走れず、ゆっくり走るのもきつい状況なのですが、いまはこれでいいとある程度割り切ってやっています。本番に向けて、現地に入ってから調整をしていけば確実にメダルが狙えると思っています。そこは自信を持っているので調子が良いか悪いかで言えば悪い状態ですが、ここから上げていきたいと思います。自信は持っているので心配はしていないです。
– パラリンピック出場が決まって、ご家族や周りの方々の反応はいかがでしたか
堀越家族は毎回見に来てくれるのですが、去年の段階から絶対見に行くからと言ってくれていたので決まったから特別何かということはありませんでした。所属先のNTT西日本陸上部の周りの選手たちは、正式に決定したという報告をしたときによかったと言ってくれたのですごく嬉しかったです。そういった気持ちにはやはり結果で応えたいなという思いもあるので、しっかり自覚をもって走りたいと思います。
– パラリンピックでの目標を教えてください
堀越まずは東京大会につながる走りをするというのが一番です。最終的な目標は東京パラリンピックのマラソンでメダルを獲ることなので、それにつながる走りをしたいです。そのためにはやはり世界でメダル争いをする、メダルに絡むというのが大事になってくると思うので、メダル争いに絡んでいってチャンスがあれば貪欲にメダルを狙っていこうと思っています。

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リオ2016パラリンピック 岡村 正広 選手インタビュー

岡村選手写真
– パラリンピック出場が決まっての率直なお気持ちを教えてください
岡村ようやく決まって安心しました。ホッとしました。
– 出場が決まって周りの方々から何かお言葉はありましたか
岡村大勢の方からたくさんの声援をいただいて励みになっています。
– 前回のロンドン大会では4位入賞という結果を残されていますが、今大会はどのような意気込みで臨まれますか
岡村前回4位でメダルにあと一歩届かなかったという悔しさをバネに、ぜひメダルを目指したいと思います。
– 現在の調子はいかがですか
岡村合宿の練習メニューなども順調にこなして、非常に良い流れできていますのでいまのところ絶好調です。
– リオで楽しみにしていることはありますか
岡村とにかく競技に集中して自分の力を全部出し切ることだけを考えています。
– 暑さ対策など考えていることはありますか
岡村去年の北海道マラソンで暑い経験があるので、その時に心がけたことを忠実にリオでも実践して暑さに打ち勝ちたいですね。
– パラリンピックに向けた意気込みを改めてお願いします
岡村メダルはぜひ目標にしたいところですから、そのために残りの期間精一杯できる限りのことをやって、本番ではしっかり悔いの残らないような走りをしたいと思います。

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リオ2016パラリンピック 道下 美里 選手インタビュー

道下選手写真
– パラリンピックが決まっての率直なお気持ちを教えてください
道下10年越しの夢なので、ものすごい夢の舞台に近づいているなと、いま感じています。
– 道下選手はロンドンマラソンで出場がほぼ確実となりましたが、実際に決定の知らせを受けていかがでしたか
道下内定が出るまで日にちがありましたが、私はもう出場するという気持ちでトレーニングを続けていました。改めて出場決定の通知を受けた時は、あぁやっとあの舞台に立てるんだという思いが溢れました。スタートラインに万全な状態で立てるように着々と準備を進めていきたいと思います。
– 女子のマラソンは今大会から正式種目となり、周りからの期待も大きいと思いますがプレッシャーに感じることはありますか
道下いま現在はあまりないですね。プレッシャーという言葉が自分自身あまり好きな言葉ではないので、期待を力に変えてそれも楽しんでいきたいなと思っています。初めてで、レースがどうなるのか誰もわからないと思うので自分のレースをしっかりしたいと思います。
– パラリンピック出場が決まって、ご家族や周りの方々の反応はいかがでしたか
道下身近な主人や家族は夢が叶っても叶わなくてもそのままでいてねって言ってくれて側にいてくれる温かい存在ですね。仲間も結果がどうこうというより、そこに立てることが喜ばしいと思ってくれています。本当に「いま」という瞬間を楽しみたいなと。でも日の丸を背負って立つので、その辺は自覚をしっかり持ちたいです。こんな機会一生に一度か二度で、本当にその瞬間は二度とやって来ないので、その瞬間瞬間を自分の宝物にできるように過ごしていきたいと思います。
– リオで楽しみにしていることはありますか
道下うーんなんだろう(笑)。メダルをもらう瞬間かな。もうもらえると思っているので、そこに向かっていきたいと思います。
– 暑さ対策は何かしていますか
道下いま私は福岡に練習拠点を置いているのですが、暑い時間にもゆっくり走ったり、日中外に出るようにしたりしています。あとは首にアイシングを巻いて走ったり、帽子に日よけを付けたり、給水も暑い中でしっかり対応できるように塩分や栄養分を考えたりしています。給水のスポンジなども準備できるものは準備していきたいと思います。
– 現在の調子はいかがですか
道下ものすごく順調に来ています。毎回の合宿で距離も伸びてきていますし、足作りはしっかりできているので、あとはどれだけ本番前にスピード練習を入れてキレを出していけるかというところですね。
– リオでの目標を教えてください
道下金メダルを持って帰って来たいですね。女子マラソンは初めてなので、初代女王目指して頑張ります。

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リオ2016パラリンピック 西島 美保子 選手インタビュー

西島選手写真
– パラリンピック出場が決まっての率直なお気持ちを教えてください
西島ずっと夢だったことが現実になってとても嬉しいです。
伴走選考レースで失敗しまこともあったので、まずはホッとしました。女子視覚障がい者のマラソンの第一人者としてずっと頑張ってきていただいた西島さんが出場できて本当によかったなと思います。
伴走一番頑張って来られた方なので出場が決まって本当に喜んでおります。
– 女子のマラソンは今大会から正式種目となりますが、周りからの期待などを感じる部分はありますか
西島期待されていますが、とにかく自分がいままでやってきたことを悔いのないようにやれたらいいなと思っています。
– 出場が決まってご家族や周りの方々から何かお言葉はありましたか
西島いままであまり連絡がなかった人も含めて、たくさんの私に関わってくれた方がメールをくださったり、お電話でおめでとうって言ってくださったりしてあぁこんなに期待されているんだって改めて思いました。
– 暑さ対策として特別に考えていることはありますか
西島暑いのは苦手なのですが、日本にいる間はなるべく冷房を使わずに暑さに慣れるようにしています。
伴走練習を一番暑い時間帯のお昼にやっています。
– リオで何か楽しみなことはありますか
西島初めての経験で、見るもの聞くもの全てが新鮮なので、何がという特別なものは特にありませんがとにかく楽しんできたいと思います。
– パラリンピックでの目標を教えてください
西島最後まで自分のペースを守って、少なくともメダルに絡めるレースができたらいいなと思います。

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リオ2016パラリンピック 近藤 寛子選手インタビュー

近藤選手写真
– パラリンピック出場が決まっての率直なお気持ちを教えてください
近藤2年前に主人を亡くすなど、私自身いままで色々なことがあったあとに女子マラソンが正式種目に決まって、協会の方はじめ伴走者のみなさんや仲間のみなさんにたくさん支えていただいて私もリオに行きたいと夢をもってきました。その夢が叶ってマラソンを続けてきて本当によかった、諦めなくてよかったと思いました。
– 周りで支えてくださった方から何か言葉はありましたか
近藤亡くなった主人はもともと旅行が好きな人だったのですが、私が競技を始めてからあまり旅行にも連れて行ってあげられない状況の中で、家族をリオに連れて行ってくれたらいいよと普段の会話の中で伝えてくれていたので、そういう何気ない会話ですが家族の思いを果たせてことはよかったなと思いました。
– 何か暑さ対策はされていますか
近藤私は滋賀県に住んでいて練習も琵琶湖などですることが多いのですが、そのあたりは最近では40度くらいまで上がるんです。なので真夏に普段は走らないところも根性出して走っています。この暑さの中走れたということを自信に、リオでも走りたいと思います。
– リオで楽しみなことはありますか
近藤私は本当によく食べるし、食べるのが大好きなので各国の料理を楽しみにしています。
– 女子マラソンは今大会から正式種目となりましたが、周りからの期待やプレッシャーを感じることはありますか
近藤普段の生活や練習を本番まで大切にしていけば、いままでやってきたことが自信になると思うので、やってきたことを信じていくことがプレッシャーを良い方向、やる気に変えていくために必要だと思います。あとは支えてくれる人、期待してくれる人がたくさんいることを大きな力にして、頑張りたいなと思っています。
– 現在の調子はいかがですか
近藤7月末から体調が少し悪くて練習がうまくいかず。そこで少し焦りや不安が出てきましたが、ここからの一か月で本番に万全な状態で臨むためにはどうすればいいかをもう一度見つめなおして、これから過ごしていきたいと思います。
– パラリンピックでの目標を教えてください
近藤協会からも全員が入賞(を目指す)と言われているので、やはり入賞、願わくばメダルを狙います。ゴールは笑顔でしたいと思います!

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リオ2016パラリンピック まもなく開幕(広報インターン記事)

リオパラリンピック代表選手の写真

オリンピアンが熱い戦いを繰り広げた地、リオデジャネイロでまもなくパラリンピックが開幕する。盲人マラソンには堀越信司選手(NTT西日本)、和田伸也選手(賀茂川パートナーズ)、岡村正広選手(千葉県立千葉盲学校)の男子3名、道下美里選手(三井住友海上)、西島美保子選手(日本盲人マラソン協会)、近藤寛子選手(滋賀銀行)の女子3名、計6名の選手が出場。いずれもメダルの有力候補だ。

男子選手三名はパラリンピックをすでに経験しており、今大会ではそれぞれの経験を生かし、より上のレベルを見据える。パラ陸上の長距離選手として唯一実業団チームに所属している堀越選手は、「実業団のチームメートにパラリンピック出場を報告した際、喜んでくれたことがとても嬉しかった。そういった思いに結果で応えたい。」と仲間の応援と期待を背にレースに臨む。また、自身最大の目標を東京パラリンピックでのメダル獲得に定めており、リオでは4年後につながる走りのためにメダル争いに絡んでいきたいと、レースの目的を明確に掲げた。ロンドン大会では5000メートルで銅メダルを獲得するなど、トラック競技では数々の好成績を残している和田選手は、マラソンでのメダル獲得にも意欲を示す。T12の弱視クラスとT11の全盲クラスの区別がないマラソン競技は、全盲クラスの選手にとって非常に不利であると言われている。和田選手はT11クラスで競技に取り組むが、そういった不利な状況でも上位争いに食い込んでいく上で、トラック競技で得た経験が生きてくると言う。自ら手にしてきた豊富な経験と実績を糧にスタートラインへ。「ロンドン大会以降、応援の輪が大きくなっている。周りからの期待をプラスに変えて、自分の原動力にしていきたい。」と笑顔を見せた。前回大会4位と、メダルまであと一歩だった岡村選手はその悔しさをバネにリオへと向かう。合宿のメニューも順調にこなし、絶好調だと語る落ち着いた表情からはその調子の良さをうかがうことができた。「目標とするメダル獲得のために、残りの期間精一杯できることをして、悔いの残らない走りをしたい」(岡村)。悲願のメダル獲得へ、静かに闘志を燃やす。

女子視覚障がいマラソンは今大会からパラリンピック正式種目に採用され、選手たちが懸ける思いもひとしおだ。4月のロンドンマラソンでいち早くパラリンピックへの切符を手に入れたのは道下選手。「パラリンピックは10年越しの夢。日の丸を背負う自覚は持ちつつ、その一瞬一瞬を楽しんで自分の宝物にしたい。」と思いを述べる。「メダルをもらう瞬間が楽しみ。金メダルを持って帰ってきたい。」と初代女王への意気込みも十分だ。表彰台の一番高い場所でとっておきの笑顔を期待したい。女子視覚障がいマラソンの第一人者として活躍し続ける西島選手は「ずっと夢だったことが現実になってとても嬉しい。何もかも初めての経験なのでとにかく楽しみたい。」と夢の舞台へ胸を高鳴らせた。人一倍積み重ねてきた努力を自信に変えて、悔いのないレースでメダルを狙う。家族をリオに連れていく、と亡くなったご主人と約束していたという近藤選手。家族の思いを果たしブラジルへと向かう。「たくさんの方に支えられながらリオ行きの夢を持ち続けてきた。その夢が叶って、マラソンを続けてきて本当によかった、諦めなくてよかったと思った。」と胸に秘めた思いを明かしてくれた。夢の実現を後押ししてくれたすべての人への感謝を胸に、背負って立つ期待を力に、笑顔でのゴールを目指す。

複数回合宿を実施するなど、強化にも力が入る今大会。女子選手も参加可能となり、男女ともにメダルの獲得が期待されている。それぞれの思いを抱いて、42.195キロのスタートラインに立つ選手たち。陽気な国でたくさんの笑顔が咲き誇るように、日本からエールを届けよう。

早稲田スポーツ新聞会 太田 萌枝

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リオパラリンピック参加競技日程

9月7日から開催されるリオパラリンピックに、JBMA強化選手が下記日程で競技に参加いたします。
応援のほど宜しくお願いいたします。

男子5000メートル決勝(クラスT11)

9月8日(木曜) 10:00(日本時間:9月8日(木曜) 22:00)

選手名 伴走者
和田 伸也 中田 崇志/行場 竹彦

男子1500メートル予選(クラスT11)

9月11日(日曜) 11:52(日本時間:9月11日(日曜) 23:52)

選手名 伴走者
和田 伸也 中田 崇志/行場 竹彦

男子1500メートル決勝(クラスT11)

9月13日(火曜) 18:07(日本時間:9月14日(水曜) 6:07)

選手名 伴走者
和田 伸也 中田 崇志/行場 竹彦

男子マラソン決勝(T11・T12混)
女子マラソン決勝(T11・T12混)

9月18日(日曜) 9:00 (日本時間:9月18日(日曜) 21:00)

選手名 伴走者
堀越 信司
岡村 正広
和田 伸也 中田 崇志/行場 竹彦
選手名 伴走者
道下 美里 堀内 規生/青山 由佳
近藤 寛子 日野 未奈子/川嶋 久一
西島 美保子 溝渕 学 /鍵 修一

【ランナー便り】第1回 八木陽平さん(広報インターン記事)

視覚障がい者の生活の楽しみとして盲人マラソンをもっと広めたい

目が見えにくくなったのは3歳のとき。年を重ねるにつれて徐々に視力が奪われていったという。緑内障を発症した原因は不明だが、自身はそのことについてあまり悲観していなかったと振り返る。高校野球の実況中継をラジオで聴くことやグランドソフトボールに熱中し、楽しい学生時代を過ごした。大学では全盲の学生として日本で初めて物理学を専攻。実験や講義など、目が見えない故の苦労は多かったが、持ち前の朗らかな性格と周囲の助けにより学問を修めた。その後アメリカの大学院に進学。「例え障がいがあっても能力があれば誰でも上にいける。これが個人主義の国」と実感したと語る。サポート体制も整っており、受験の段階で可能性が狭まる日本との違いを肌で感じた。

マラソンとの出会いは日本への帰国後。「日本の食べ物は美味しいから、太ってしまって」と、はにかみながら話す。ダイエット目的で、ホノルルマラソンを目標に兄と走り始めマラソンに魅了された。その後、代々木公園で行われている練習会の存在を知った。競技志向が強く、1秒でも速くなるために自身の走りを追求。フルマラソンでは3時間を目標に練習を積み重ねた。「1回だけ目標を達成できたのがマラソン人生で最大の出来事」と顔をほころばせる。練習は苦しいことも多かったが、「走ることは生活の一部」と力強く話す。最近は、年齢を重ねたため競技会に選手として参加することは少なくなったものの、今も走ることはやめていない。

八木さんの写真

現在は、盲人マラソン協会(JBMA)で常務理事を務める。自身は競技としてのマラソンに打ち込んできたが、伴走者と2人で楽しく走るジョギングは、健康維持の一助となる。理事に就任してからこれまでとは異なる魅力に気付いたという。八木氏が望むのは視覚障がい者の生活の楽しみとして、盲人マラソンの普及。東京などの都会ではマラソンを楽しむ機会が増えたものの、地方ではまだまだ遅れているのが現状だ。JBMAが主催する駅伝などを通してより多くのランナーと交流し、一緒に走る楽しさを広めている。「競技はある程度のところで頭打ちになるが、ジョギングはいつまでも続けられる。ぜひ楽しんで、長く続けてほしい」とその願いを語った。

盲人マラソンにとって欠かせないのが伴走者(ガイドランナー)の存在。人手不足が嘆かれているが、近年学生の参加が増えている。八木氏は「競技引退後も能力を生かして、健康維持と社会貢献に役立ててほしい」と期待をかけた。リオパラリンピックを目前に控え、「(日本代表選手には)頑張って、メダルをとってきてほしい」と声援を送る。東京パラリンピックに向けて弾みをつけるためにも、そして盲人マラソンをより多くの人に楽しんでもらうためにも、選手たちには最大限の力を発揮してほしい。穏やかな笑顔から、盲人マラソンへの熱い想いがあふれた。

早稲田スポーツ新聞会 榎本 透子

平成28年度の伴走者養成研修・ 視覚障がい者マラソン研修会のご案内

2016年9月24日から9月25日の1泊2日

視覚障がい者を支える伴走者の知識・技術の向上と、障がい者のランニング手法を実践的に学ぶ研修会です。研修会は1泊2日で実施。パフォーマンスの向上を図りノーマライゼーションにつなげていきます。

伴走技術を学びたい伴走者のみなさま、ランニングの基本を学びたい視覚障がいランナーのみなさま、是非ご参加ください。

お申込みは締め切りました

研修会の内容

1日目
  • 合宿概要説明
  • 伴走理論など
  • 伴走規則など
  • ランニング理論
  • 伴走実技
  • クーパーテスト(12分間走)

実施する内容は当日変更する場合もありますのでご注意ください。

2日目
  • 朝練習
  • 伴走実技
  • まとめ

過去の研修会の様子過去の研修会の写真

研修会概要

日程 2016年9月24日(土曜)11時30分 集合
2016年9月25日(日曜)13時0分 解散(1泊2日)
会場 ヤマハリゾートつま恋
住所:掛川満水2000
電話:037-24-1111
集合場所 東海道線 掛川駅 南口に9月24日(土曜)11:30集合
・掛川駅新幹線口に、日本盲人マラソン協会の担当者がお待ちしています。
・昼食はそれまでに各自お済ませ下さい。
・専用バスにて移動します。

【交通】

[東京方面からお越しの方]
こだま641号 東京発8時56分 掛川着10時43分
こだま643号 東京発9時26分 掛川着11時11分

[大阪方面からお越しの方]
こだま642号 新大阪発8時43分 掛川着10時55分

上記以外の自家用車等の交通手段でご参加の方は事前に事務局までご連絡をお願い致します。

参加費 7,000円 (1泊3食)
事前に指定口座へご入金をお願いいたします。
定員 50名(先着順、会員優先)
持ち物 ランニング用具(ウェア、シューズ)、着替え、筆記用具など
解散予定 9月25日(日曜)昼食後に解散
13時30分発の掛川行きの専用バスを用意します。
お申し込み方法 エントリーフォーム、郵便、FAX、メールのいずれかの方法でお申し込みが可能です。
お申し込み後に事務局より参加費のお支払い方法につきご連絡いたします。

お申込みは締め切りました

リオ2016パラリンピック代表選手内定

認定特定非営利活動法人 日本盲人マラソン協会は、国際パラリンピック委員会より日本パラリンピック委員会へ国別人数割り当て数の通知がありましたので、パラ陸上競技3団体の合意により、以下の通りリオ2016パラリンピック競技大会の代表選手を内定しましたのでご報告いたします。

氏名 ふりがな 性別 所属
堀越 信司 ほりこし ただし NTT西日本
岡村 正広 おかむら まさひろ 千葉県立千葉盲学校
和田 伸也 わだ しんや 日本盲人マラソン協会
道下 美里 みちした みさと 三井住友海上
近藤 寛子 こんどう ひろこ 滋賀銀行
西島 美保子 にしじま みほこ 日本盲人マラソン協会

各選手のプロフィールは当協会HPにてご確認ください。(選手プロフィールはこちら

なお、「日本代表選手団の決定」については日本パラリンピック委員会の手続きを経て発表されることとなります。

パラ陸上競技3団体の内定選手につきましては各団体のHPをご確認ください。

第19回OSAKA EKIDEN in長居 兼 全国視覚障がい者駅伝大会

JBMA主催の第19回OSAKA EKIDEN in長居 兼 全国視覚障がい者駅伝大会が、2016年11月20日(日曜)に開催いたします。
エントリーは2016年10月23日(日曜)までとなります。
みなさまのエントリーお待ちしております。

概要は下記に掲載しておりますが、詳細は大会公式サイトにてご確認ください。→大会公式サイトにリンク(別ウィンドウが開きます)

大阪駅伝のバナー

第19回 OSAKA EKIDEN in長居 兼 全国視覚障がい者駅伝大会 概要

開催日 2016年11月20日(日曜) 雨天決行
開催場所 ヤンマースタジアム長居、長居公園内周回コース
コース 4区間 20km
1区:6.8km(外周2周)
2区:3.4km(外周1周)
3区:3.4km(外周1周)
4区:6.4km(外周2周)
種目 (1)一般の部 100チーム
(2)視覚障がい者の部 50チーム
(3)個人申込み (個人申し込みは主催者側でチームを編成します)
参加料 (1)一般の部 1チーム 10,000円
(2)視覚障がい者の部 1チーム 8,000円
(3)個人申込み 一般 3,000円/視覚障がい者 2,000円
エントリー期間 2016年6月15日(水曜)より10月23日(日曜)まで
エントリー方法 下記3サイトよりエントリーを受付けています。

公式サイト 大会公式サイト(別ウィンドウが開きます)

第34回 JBMA神宮外苑ロードレース

JBMA主催の第34回 JBMA神宮外苑ロードレースが、2016年12月4日(日曜)に開催いたします。
エントリーは2016年10月31日(月曜)までとなります。
みなさまのエントリーお待ちしております。

概要は下記に掲載しておりますが、詳細は大会公式サイトにてご確認ください。→大会公式サイトにリンク(別ウィンドウが開きます)

大会写真

第34回 JBMA神宮外苑ロードレース概要

開催日 2016年12月4日 (日曜)
開催場所 神宮外苑周回道路および國學院高等学校周辺
種目 (1)10km
男女別高校~39歳、40歳以上、視覚障がい者(伴走要・不要別)高校~39歳、40代、50歳以上
制限時間:1時間40分
(2)ウォーキング5km
男女小学以上、視覚障がい者小学以上(伴走要・不要別) 、ウォーキングは盲導犬参加可。
スタート時間 (1)10km
10時0分スタート
(2)ウォーキング5km
10時5分スタート
参加料 (1)10km
視覚障がいの部2160円/一般の部 4320円
(2)ウォーキング
視覚障がいの部(高校生以上) 540円/一般の部(中学生以上) 1080円/キッズの部(小学生のみ)無料
エントリー期間 2016年6月17日より2016年10月31日まで
エントリー方法 下記3サイトよりエントリーを受付けています。

公式サイト 大会公式サイト(別ウィンドウが開きます)

早稲田スポーツ新聞会の広報インターンが始まりました

このたび、日本財団パラリンピックサポートセンターの協力を得て、早稲田大学のスポーツ新聞会の学生の皆さんに協会活動の広報に協力いただく、広報インターンがスタートいたしました。

記念すべき第1回目は6月5日(日曜)に行われたJBMA主催の代々木公園練習会を取材していただきました。

6月5日、東京の梅雨入り発表をよそにタイミング良く雨が止んだ代々木公園で、月に一度の日本盲人マラソン協会(JBMA)主催、定期練習会が開かれた。この練習会では毎回、伴走経験がない参加者を対象に「伴走者養成研修会」も行われている。都内の大会開催や不安定な天候の影響もあって普段より人数は少なかったものの、初参加者10名を含めブラインドランナー、伴走者合わせて約70名が参加。その中には大学生も混じる。早稲田大学競技スポーツセンターが架け橋となり、毎回いずれかの体育会部活所属の部員がボランティアとして参加していると言い、今回は早稲田大学フェンシング部、ボクシング部の学生が参加。周囲とのコミュニケーションを楽しみながら汗を流した。

練習会は、JBMAから参加者に向けたイベントや練習会の告知、初参加者の自己紹介などが行われる全体ミーティングからスタート。ミーティングが終わると全参加者が円になり、スタッフの指導の下、音楽に合わせてストレッチを行う。このストレッチは視覚障がいの方にも声だけで動きが伝わるように、ひとつひとつの動作が丁寧に説明されるのが特徴だ。

全員でストレッチをする写真

                                                                                                                                                                                            早稲田スポーツ新聞会提供

ウォーミングアップが済むといよいよランニングへ。ベテランのブラインドランナーや、伴走経験者はペースやランニングの目的が合うパートナーとのマッチングの後、それぞれ走り出す。並行して伴走を初めて体験する参加者への「伴走者養成研修会」も開始。JBMAスタッフから視覚障がいに関する基本的な知識や、ランナーに周囲の情報を伝える際の注意点、走り方などを学んだ。実践練習では初めての経験だけに、「曲がるタイミングや凹凸を声に出して知らせながら走るのは難しかった」と初めは恐る恐る走っていた参加者。それでも「ブラインドランナーの方が気さくで優しく、たくさん声をかけてくれて楽しく走れた」と走りながらのコミュニケーションを通じて徐々に感覚をつかんでいったようで、最後は笑顔で体験を終えた。

ブラインドランナーと伴走者が走る写真

                                                                                                                                                                    早稲田スポーツ新聞会提供

「伴走者がいると日曜日に玄関を開ける勇気を持てる」、「走る機会があればやりたいと思うすべての人が一歩を踏み出せるようになればいい」。視覚障がいランナーのこういった言葉はとても印象的だった。また、何度もこの練習会に足を運んでいる伴走者は「速く走りたい人ばかりではなく、ゆっくり走ったり、歩いたりしたい人もいる。盲人マラソンを競技だけとして考えるのではなく、近くで一緒に楽しめるということを知ってほしい」と普及への思いを述べた。

勇気を出して外に出る一歩と、身近に感じて歩み寄る一歩。たった二歩で世界は何倍にも広がっていく。この練習会はそのスタートラインであり、その先へと続いていく道だ。一人でも多くの人が初めの一歩を踏み出すために、そしてここから走り出せるように。門はいつでも開かれている。

早稲田スポーツ新聞会 太田 萌枝

 

 

 

 

JBMAでは毎月第一日曜日に代々木練習会を開催しています。お気軽にご参加ください。
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